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「アルコールストーブ(バーナー)」おすすめ3選 静かな炎が野外に映えるコンパクトなバーナー【2024年10月版】

Fav-Log by ITmedia / 2024年10月30日 17時45分

出典:Amazon

 野外で水を沸かしたり、料理をしたりといった場合に必要なストーブ(バーナー)。その中でも、燃料にアルコールを使う「アルコールストーブ」(アルスト、アルコールバーナー)は、軽量・コンパクトで信頼性が高く、登山者やソロキャンパーに愛用者が多いストーブです。

 ここでは、アルコールストーブのメリットとおすすめモデルを紹介します。アウトドアライフのの参考にしてください!

●アルコールストーブとは?

 アルコールストーブは歴史の古いバーナーです。コンパクトな本体に液体のアルコールを入れ、気化したアルコールを燃焼させることで火を得るというシンプルなもので、故障しにくく信頼性が高いのもメリット。構造が簡単なので、自作を楽しむ人もいるほどです。

 燃料となるアルコールは約70mlで25分程度の燃焼が可能(トランギア「TR-B25」の場合)。1人分のお湯を沸かす程度なら少量で済み、ガスカートリッジ式のバーナーと比べて軽量コンパクト。 十分な火力があり、ガスバーナーと比べて燃焼音がほとんどないのも魅力。夜や早朝のキャンプ場でも周囲を気にせずに使えます。

 ただ、液体の燃料の取り扱いに注意を要する上、燃料を自分で出し入れする手間がかかります。火力はふたなどを使って調整し、風に弱いので風防も用意しておきたいところ。クッカーを置くゴトクも別途用意するのが基本です。

●アルコールストーブの燃料は?

 アルコールストーブの燃料には、ドラッグストアやホームセンターなどで購入できる「燃料用アルコール」が向いています。メタノールを主成分としてエタノールなどを混合したもので、アルコールランプやコーヒーを抽出するサイフォンなどにも使われます。安価で、旅先などでも入手しやすいのがメリットです。

 ただしメタノールは毒性が強いため、子どもが誤飲したり、肌に触れたりしないように取り扱いに注意する必要があります。消毒などに使うのも厳禁です。

 安全な消毒用エタノール(エタノールを水で希釈したもの)も使えますが、高コストになるのがデメリット。エタノールのほうが火力が強いものの、すすがつきやすくなります(炎は赤くなる傾向があります)。

 機種によっては使用燃料が指定されている場合もありますので、説明書などを確認しておきましょう。

●アルコールストーブのおすすめ|トランギア アルコールバーナー TR-B25

 メスティンでも知られるスウェーデンの老舗アウトドアブランド、トランギア(trangia)の大定番モデルです。容量は100mlで、3分の2の注入で約25分間燃焼するとしています。付属するタンク用のふたにはに漏れ防止のOリングが付いており、燃料を入れたままふたを閉めて持ち運べるようになっています(ただし「漏れることがある」という愛用者の声も多いので注意)。

 火力調整用&消火用のふたも付属し、水平にスライドさせることで火力を調整&消火できます。ただし、ふたにハンドルがついていないので素手での操作は危険。ネットの情報などを参考に自作するのもよいでしょう。

 実売価格(税込)は2500円前後から。

●アルコールストーブのおすすめ|エバニュー Ti アルコールストーブ EBY254

 国産ブランド「エバニュー」(EVERNEW)のアルコールストーブ。トランギアと並ぶ定番モデルの1つです。

 チタン素材を使い、34gと軽量なのが特徴。71(直径)×42(高さ)mmとコンパクトで、クッカーなどに入れて持ち運べます。

 タンク容量は70ml。30mlのアルコールで約5分間燃焼し、約400mlのお湯を沸かせるとしています。火力調整・消火用のふたは付属していません。ゴトクなど、チタン製の純正アクセサリもラインアップされています。

 実売価格(税込)は約3200円から。

●アルコールストーブのおすすめ|コールマン コンパクトアルコールバーナー&クッカーセット

 コールマン(Coleman)のアルコールストーブとクッカーなどがセットになったもの。必要なものは一通りそろっているので、これ1つでアルコールストーブを使った調理を楽しめます。

 真ちゅう製のアルコールストーブとクッカー(約800ml&300ml)、焼き網に加え、ゴトクや燃料ボトル(約300ml)が含まれ、専用キャリーケースに収納して持ち運べます。アルコールストーブにはハンドル付きのふたが付属しており、火力調整や消火の際に安全に使えます。

 実売価格(税込)は6000円前後から。

●アルコールストーブのアクセサリ

・ゴトク

 クッカーを火に掛けるためのゴトクは、固形燃料用のものなどさまざまなものが利用できます。選ぶ際は自分のアルコールストーブとサイズが合うか確認しましょう。

・燃料ボトル

 燃料のアルコールは必要量をボトルに小分けして持ち運ぶと安心です。

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