デスクワーク用「LEDディスプレイライト」おすすめ3選 パソコン画面への光反射を抑えた設計で目が疲れにくい【2024年11月版】

サンワダイレクト 800-LED053（出典：Amazon）

　パソコンのディスプレイに引っ掛けて使用できる「LEDライト」は、目への負担を軽減してくれたり、手元を明るく照らして作業に集中しやすい環境を整えてくれたりします。リモートワークが普及した現在では、ディスプレイ付近を照らすライトの活躍シーンは増えているといえるでしょう。

　本記事では、デスクワーク用「LEDディスプレイライト」のおすすめを紹介します。

●デスクワークの照明環境を整える

　リモートワークの普及により、自宅でパソコンを使用するシーンは増えてきました。パソコンを快適に使えるよう、周辺機器やデスク、チェアなどの用意に加えて、照明環境も整えたいところです。

　厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、「ディスプレイを用いる場合の書類上及びキーボード上における照度は300ルクス以上とし、作業しやすい照度とすること。また、ディスプレイ画面の明るさ、書類及びキーボード面における明るさと周辺の明るさの差はなるべく小さくすること」とされており、パソコン操作中はルームライトだけではなく、デスクライトなどを併せて使用し、手元を適切な明るさにしておくことが推奨されています。

　デスクライトは、過去には蛍光灯や白熱灯などを使ったものが主流でしたが、最近ではルームライトなどと同様、LEDタイプが主流です。また、パソコン向けの照明器具としては、ディスプレイに装着するタイプの「ディスプレイライト」がおすすめ。ディスプレイライトは、設置場所をとらないので省スペースにも便利です。

●前面カメラをふさがないデザイン：サンワダイレクト 800-LED053

　「800-LED053」は、サンワダイレクトのノートパソコン用ディスプレイライト。ノートパソコンを開いた状態で、上部にクリップを挟み込んで使用します。角度や調光を調整できるため、Web会議や配信などに便利です。

　角度は約115度まで傾き、調光は5段階、明るさは無段階で調整が可能。また、多くのノートパソコンが搭載している前面カメラをふさがないデザインも魅力です。

　電源はUSB充電で、ケーブルは約1.8m。サイズは約25.5（幅）×7.5（高さ）×5.5（奥行き）cmで 重さは約168gとなっています。公式オンラインショップでの販売価格は1280円（税込、以下同）です。

●ディスプレイフレームに引っ掛けるだけ：エレコム DE-ML01BK

　「DE-ML01BK」は、エレコムのディスプレイ掛け式LEDライト。パソコンディスプレイ上部のフレームに引っ掛けるだけで簡単に取り付けられるので、設置用の工具などは不要です。ディスプレイの厚さは約0.5～3.3cmまで対応できます。

　滑り止めが付いており安定感があるほか、固定器具を使わないためディスプレイに傷が付きにくくなっています。また、LEDの光がディスプレイに写り込まないように光の方向を制御した設計も特徴。角度や調光も調整でき、色温度は昼光色・電球色・昼白色の3色から選べます。

　ケーブルは取り回しのしやすい2mで、電源には手持ちの5V／2.0A以上のUSB Type-A対応のAC充電器などを使用できます。公式オンラインショップでの販売価格は7480円となっています。

●明るさ10段階・調光6段階の調整が可能：山善 YML-A05

　「YML-A05」は、山善のLEDディスプレイライト。パソコンの液晶ディスプレイ上部に引っ掛けて固定でき、パソコンのUSBポートに接続して使えます。ディスプレイに光を反射させない設計のため、目への負担を抑えられます。

　明るさは細かく10段階の調整が可能。また、電球色から昼光色まで6段階の調光調整もでき、集中力を高めたい時には昼光色、ながら作業やリラックスしたい時には電球色といったように、作業環境に合わせて色味を変更できます。

　電源オン／オフや、調光、調色調整などはタッチするだけのシンプル操作。公式オンラインショップでの販売価格は5980円です。