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アイリスオーヤマの「オイルヒーター」を使ってみた 9000円台の人気モデル、使い勝手は?

Fav-Log by ITmedia / 2024年12月13日 12時20分

アイリスオーヤマのオイルヒーターを使ってみた(出典:Amazon)

 暖房器具は、エアコンや石油ストーブ、ファンヒーターなどさまざまな種類があります。この記事では、空気を汚さずお手入れが簡単な暖房器具「オイルヒーター」を紹介します。

 オイルヒーターとは、電気で内部のオイルを温め、じんわりと部屋全体を暖める暖房器具です。価格やサイズもさまざまですが、初めてオイルヒーターを購入するならお手頃価格でおすすめの、アイリスオーヤマの「オイルヒーター POH-1210KS」をレビューします。公式オンラインストアでの価格は、9980円(税込)です。

 Amazonの「オイルヒーター」売れ筋ランキングでは、3位にランクインしている人気モデルです(2024年12月12日13:00時点)。気になる人はチェックしてみてください。

●火を使わないから安心 空気が乾燥しにくい「オイルヒーター」

 オイルヒーターは、本体内部の難燃性オイルを電気で温め、パイプ内を循環することで放熱し、部屋を暖めます。燃料を補充したり、オイルを交換したりする必要はありません。

 火を使わないので、ペットや子供がいる家庭でも安心して使えます。また、オイルヒーターの表面温度は約60度なので、誤って本体を一瞬触ってしまっても、大やけどを負う危険性が低いです。

 さらに、転倒時自動停止機能を備えている製品が多いので、地震などで万が一倒れてしまっても安心です。そして、エアコンやファンヒーターのように温風が出ないので、ほこりが巻き上がらず、空気が乾燥しにくいのもうれしい点です。

 ただ、石油ファンヒーターのような速暖性がないので、部屋全体が暖かくなるまで時間を要します。また消費電力が高いので、他の暖房器具と比較すると電気代が高くなる傾向にあります。

●アイリスオーヤマのオイルヒーターを使ってみた

 アイリスオーヤマのオイルヒーター POH-1210KSを、木造の6畳ほどの部屋で使ってみました。出力の切り替えと温度調整が可能で、出力は強(1200W)、中(700W)、弱(500W)に切り替えることができます。

 温度は低温から高温までの微調整が可能。今回は高温、そして出力は強で使いました。

 午前9時10分ごろに電源を入れました。この時の室温は9度くらいです(温度計は2/1度表記)。

 約20分後の9時30分ごろに室温を見てみると、11度くらいになっていました。石油ファンヒーターのような急激な暖まり方はしません。

 さらに3時間後の12時40分過ぎになると、室温は22度ほどに上がっていました。日中の暖かさもプラスされていますが、快適な温度まで上昇しています。

 その後すぐに電源を切りましたが、オイルヒーターはしばらく暖かさを保っているので、じんわりとした暖かさを感じることができます(部屋の広さ、作りなどで暖房効率は異なります)。

 オイルヒーターは短時間で部屋を暖めるのではなく、じわじわと暖めるタイプの暖房器具。部屋を使う1時間ほど前に電源を入れておくとよいかもしれません。もしくは、エアコンなどで部屋を暖めておいてから、オイルヒーターで保温するという使い方もできそうです。

●キャスター付きだから、移動はラクラク

 アイリスオーヤマのオイルヒーター POH-1210KSには、取っ手とキャスターが付いています。重さは約10.5kgあるので、1階から2階に運ぶなどは大変ですが、同じ階の部屋の移動はしやすいです。

 寝室や脱衣所、キッチンなど、寒さが気になる場所に運んで使えるのがうれしい点です。

●気になる電気代は?

 オイルヒーターは、エアコンやセラミックファンヒーターなどと比較すると、電気代が高い傾向にあります。

 アイリスオーヤマのオイルヒーターの電気代は、強(1200W)運転だと1時間当たり約32円、中(700W)だと約19円、弱(500W)だと約14円が目安として示されています(出典:アイリスオーヤマ)。

 やはり高く感じるかもしれませんが、じんわりと暖まる心地よさが魅力のオイルヒーター。他の暖房器具と使い分けたり、余熱時間を見越して早めに電源を切ったりするなど、使い方を工夫しながら活用してみてください。

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