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【ダイソー】薄くて軽い330円の「スキレット」を使ってみた そのまま食卓に出せるおしゃれアイテム お手入れ方法は?

Fav-Log by ITmedia / 2024年12月28日 8時35分

ダイソー スキレット(直径16cm)

 アウトドア人気に伴い「ダイソー」でも釣りやキャンプ用品が豊富に展開されるようになりました。

 ここでは、そんなダイソーのアウトドア用品「スキレット」(直径16cm)をレビューします。販売価格330円(税込み、以下同)の高コスパアイテムです。実際の使い勝手や注意点を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

●スキレットのサイズや重さは? 使用前に行うこと

 一般的にスキレットは鉄鋳物でできているので、重いイメージが強いですが、ダイソーのスキレットは軽いです。

 実際の重さを測ってみたところ、約483gでした。

 直径約16cmほどの小さめサイズで、さらに薄めに作られているため、スキレットにしては軽いのでしょう。ちなみにダイソーでは、サイズや厚さが異なるスキレットをいくつか展開しているので、もう少し大きめのサイズが欲しい人は、他の種類もチェックしてみると良いでしょう。

 使い始めは、パッケージの「ご使用方法」の記載に従ってまずスキレットを食器用洗剤で洗い、しっかりと乾燥させます。その後、食用油をなじませ、弱火で加熱。煙が出てきたらスキレットを熱源からおろして、15分程度冷まします。冷めたらキッチンペーパーなどで油を拭き取って、使用前の準備は完了です。

●薄いからすぐに高温になる 目玉焼きがくっつかない

 ダイソーのスキレットで、目玉焼きを作ってみます。今回はIHコンロを使用。筆者はこの時点で何度か使っているので、スキレットには油がなじんだ状態です。本体が薄いため、加熱をするとすぐに高温になります。

 持ち手もすぐに熱くなるので、持ち手を握るためのハンドルカバーや布巾などを用意しておきましょう。

 卵を落とすと、ジューっという良い音を立てました。ここで気になるのは焦げ付きですが、筆者は今のところ焦げ付くことなく使えています。鉄製のフライパンなどは焦げ付いてしまうと落とすのが大変なので、そうならないのが良いですね。

 焦げ付かないので、目玉焼きを簡単にひっくり返せました。さらに魚肉ソーセージも加えてみました。

●そのまま食卓に出せる 保温効果も

 調理後、スキレットごとそのまま食卓に出しても違和感がありません。鍋敷きは必要になりますが、お皿に盛り付けなくていいので楽です。

 その上、熱源からおろしてもしばらくはスキレットが熱を持っているので、保温効果もあります。このスキレットは全体的に薄く作られているので冷めるのも早いですが、厚めのものであれば温かさをさらに長持ちさせられるでしょう。

 なお熱したばかりのスキレットはもちろん非常に熱いので、やけどをしないよう十分に気を付ける必要があります。

●使った後のお手入れ方法は?

 使用したスキレットは、食器用洗剤で洗って乾燥させます。ただ、食器用洗剤はせっかくなじませた油まで流してしまいます。

 そのため筆者は洗ったら、軽く火にかけて水分を飛ばした後、また油をなじませています。少し面倒な作業ではありますが、水分をしっかり飛ばすことでさびの防止になりますし、油をなじませておけば次に使うときも焦げ付きにくくなるように感じます。スキレットは焦げ付き防止の加工などがされていない分、しっかりお手入れをすることが大事です。

 ダイソーのスキレットは330円と非常にお手頃なので、初めてスキレットを扱う人でも挑戦しやすいでしょう。メンテナンスの必要はありますが、それも面白みの1つと言える、おしゃれなアイテムです。

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