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【2024年振り返り】スマホライターが気になったスマホプラン3選 充実したポイ活関連のプランに注目【3大キャリア編】

Fav-Log by ITmedia / 2024年12月30日 8時10分

 2023年9月にauが「auマネ活プラン」の提供を開始してから早1年が経過。2024年は、ポイ活ガチ勢向けの通信プランが多かった印象です。

 ここでは、2024年に提供されたNTTドコモ、au、ソフトバンクの通信プランについて、注目度の高かったものをピックアップしておさらいしましょう。

●NTTドコモ:eximoポイ活

 NTTドコモが展開する通信プランのブランドをおさらいしておくと、大容量・メインブランドの「eximo」、中容量・オンライン専用の「ahamo」、小容量かつショップのサポートもある「irumo」の3つに分かれていました。

 2024年の注目しておきたいトピックとしては、メインブランドの「eximo」において「eximo ポイ活」が提供開始されたことが挙げられます。

 メインの「eximo」プランは、1GBまでが4565円(税込、以下同)、1~3GBが5665円、3GBを超えると無制限で使えて7315円という3段階の段階定額制料金になっており「使わない月には安くなる」という設計でした。

 一方、新たに追加された「eximo ポイ活」は、選択肢はデータ量無制限のみで、どれだけ通信しても月額1万615円(税込、以下同)というヘビーユーザー向けのプランです。

 プラン名の通り、ポイント還元率がアップする特典があるのが特徴。指定の支払い方法でポイント還元率が上がり、さらに終了時期未定のキャンペーンで+10%のポイント還元が付与され、最大合計11%還元を受けられます。

 ちなみに、後述のauの新プラン発表を受けてか、12月からは一部支払い方法における条件が変わっています。

 ポイントの付与上限は通常500ポイント+キャンペーンの5000ポイントで合計5500ポイント。11%の還元率で計算すると、このポイントは1カ月5万円の買い物をすることで獲得可能です。

 この場合、実質の負担額は、1万615円(月額料金)ー2387円(各種割引を適用した場合の合計割引額)-5500ポイント=2728円となり、お得な運用が期待できるというわけです。

●au:金利優遇が付いた「auマネ活プラン+」

 auは2023年9月に「auマネ活プラン」をスタートしていましたが、2024年12月からは新たに「auマネ活プラン+」を提供しています。au PAYやau PAY ゴールドカードを利用した際の還元率がアップするなどのアップデートを遂げた形です。

 月額料金が8778円で、auスマートバリューを適用して1100円割引、金融サービス利用で合計最大4000ポイントの還元を受けられるという設計。月の実質負担額は3678円となります。

 ただし、従来の「auマネ活プラン」が月額7238円だったのに対し、「auマネ活プラン+」は月額8778円で、基本料金は1540円値上げされました。

 とはいえ、最大還元額が合計2800ポイントアップしたので、フル活用できれば2800-1540=1260円ほどお得という建て付けです。決済サービスだけでなく、じぶん銀行などを利用していて最大額の還元を受けられる人ならばチェックしてみると良いかもしれません。

 例えば、旧プランの「使い放題MAX」を契約していた場合も、基本料金が値上げされた新プラン「使い放題MAX+」を契約した場合でも、各種割引をフルで適用できると月4928円です。

 「auマネ活プラン+」にして還元額を最大にできれば、月1250円ほどお得になるという計算になります。

●ソフトバンク:新トクするサポート(プレミアム)

 ソフトバンクは「ペイトク無制限」「ペイトク50」「ペイトク30」という還元ありきの通信プランと、通常の「メリハリ無制限+」「ミニフィットプラン+」というプランを分けて提供しています。

 注目しておきたいのが、4月にスタートした端末購入に関する仕組み「新トクするサポート(プレミアム)」です。対象機種を48回払いで購入し、同時に「あんしん保証パック」に加入すると、購入から13カ月目以降に特典利用を申し込んで指定の条件を満たした場合に、最大36回分の対象機種の分割支払金または賦払金の支払いが不要になります。

 要するに、機種代金が1年分の分割支払いで済み、短期間で新しい機種へ買い替えやすくなっています。

 新トクするサポート(プレミアム)は“ソフトバンク”の回線契約の有無にかかわらず利用できるのがポイントです。機種変更の手間こそありますが、常に新機種を使いたい人にとってはぜひチェックしておきたい仕組みです。

●まとめ

 ポイ活関連のプランは、ポイント還元が前提になるうえ、還元の条件が多岐にわたっていて、本当に分かりづらく確認も計算も面倒なのがデメリットです。ここから最大還元を受けるための条件を詳細をチェックしないといけないと思うと、個人的にはついため息が出ます。つくづく筆者はポイ活には向いていないようです。

 同じように感じる方は少なくないと思うので、多くの場合、競合他社とどっちがお得か――と厳密に計算しようとするのはあまりオススメしません。それよりも「現状契約している通信キャリアで、ポイント還元を利用するとお得になるのかどうか」をチェックするように心がけるのが良さそうです。

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