2025年に欲しい「パソコン周辺機器・ガジェット」3選 注目の「Wi-Fi 7」ルーターやディスプレイをピックアップ！

JAPANNEXT 43インチ 4Kモニター JN-IPS4302TUHDR（出典：Amazon）

　2025年10月14日に「Windows 10」のサポート終了が控えており、手持ちのパソコンのスペックによっては、本体の買い替えが必須となります。

　また、無線LANの新規格である「Wi-Fi 7」の対応機器が続々と増えており、2025年にはさまざまな機器のアップデートが要求されそうです。

　今回は、2025年に欲しいパソコン関連の機器として「Wi-Fi 7対応ルーターやディスプレイ」のおすすめやポイントを紹介します。

●通信は「Wi-Fi 7」、ディスプレイは「大型化」「ヘッドマウント」に注目

　2025年の注目ポイントとして、「Wi-Fi 7」は見逃せないワードの1つ。Wi-Fi 7は、Wi-Fi 6／6E をベースに、通信効率や遅延が改善された新時代の無線規格です。

　Wi-Fi 7の大きな特徴として、2.4GHz／5GHz／6GHzの3つの周波数帯のうち複数の周波数帯を同時に利用できる「MLO（Multi-Link Operation）」対応が挙げられます。MLOにより通信容量が拡大し、通信速度が向上。また、干渉波の影響が少ない通信帯域を利用できるので、通信の安定化も期待できます。

　すでにiPhone 16シリーズなどはWi-Fi 7に対応しており、2025年はスマートフォンだけではなくさまざまな機器に普及していくことが予想されています。ルーターも対応モデルがすでに発売されているので、買い替え予定がある人は、検討してみてはいかがでしょう。

　Wi-Fi 7以外のトピックで個人的に気になっているのは、ディスプレイの大画面化です。家庭用のテレビが大型化しているのに合わせ、パソコンで動画を楽しむ際も大型のディスプレイでゆったり楽しむスタイルが注目されそうです。

　一方で、自分だけが見えるディスプレイのヘッドマウントディスプレイにも注目が集まっており、ARグラス、スマートグラスといった製品も、動画鑑賞時の選択肢の1つとして考慮したいところです。

●エレコム WiFi 7 ルーター WRC-W701-B

　「WRC-W701-B」は、エレコムのWi-Fi 7対応ルーターです。WAN（インターネット回線）との接続用に最大2.5Gbps対応の有線ポートを搭載しており、接続機器間でも1Gbps超えの高速通信サービスを活用できます。

　Wi-Fiは5GHz帯で最大2828Mbps、2.4GHz帯で688Mbpsの高速通信を実現。回線が混雑しにくいIPv6（IPoE）インターネット接続に対応し、スムーズな通信が可能です。

　リーズナブルな価格も魅力の1つで、ECサイトでは1万円前後から販売されています。また、内蔵アンテナ仕様ですっきりとしており、設置しやすいのもうれしいポイントです。

●XREAL Air 2 Pro

　XREALの「Air 2 Pro」は、XREALのAR対応のスマートグラス。iPhoneやiPad、DPビデオ出力機能を搭載したAndroidスマホ、Windows／Mac PC、ニンテンドースイッチなど、さまざまな機器と接続して、迫力のある映像を楽しめます。

　電気クロミック調光の機能を備え、1クリックで透明モード・通常モード・没入モードを瞬時に切り替え可能。室内外問わず、さまざまな照明条件で快適に映像コンテンツを視聴できます。ECサイトでは、6万円前後から販売されています。

●JAPANNEXT 43インチ 4Kモニター JN-IPS4302TUHDR

　JAPANNEXTの「JN-IPS4302TUHDR」は、43インチの4K対応モデルながら、実売価格（税込み）4万5000円前後からとリーズナブルな価格が魅力のディスプレイです。

　USBメモリの動画を再生することもでき、パソコンやスマホがなくても静止画の表示や動画の再生が可能。家族や友人知人が集まった際に、大画面のフォトビューワとしての使用や、動画の鑑賞などに適しています。