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ワークマンの「多機能防水リュック」を旅行で使ってみた 長距離移動でも体が痛くなりにくく快適

Fav-Log by ITmedia / 2025年1月7日 17時45分

ワークマンの「アンブレテックストールバックパック」をレビュー

 優れた耐久性や防水性などを備える、ワークマンの「アンブレテックストールバックパック」。ワークマンのバッグで6800円(税込み、以下同)と聞くとやや高めの印象ですが、実際に旅行で使用してみると、その満足度は価格以上でした。

●耐久性と防水性、さらに耐切創(たいせっそう)を追求したワークマンのバックパック

 2024年の秋・冬シーズン、ワークマンは「アンブレテックス」というオリジナルの耐切創生地を使用したバッグを4種類リリースしました。アンブレテックスとは、アンブレイク+アンブレラ+テキスタイルを組み合わせた造語で、生地の耐切創基準としては、薄革手袋と同等のレベルA(EN規格)を獲得しています。

 加えて、この生地には耐水圧1万mmもの防水性があります。縫製箇所の圧着シームテープや止水ファスナーとの相乗効果により、傘を差しているのにバッグがぬれてしまうような大雨に見舞われても、内部まで浸水する可能性は極めて低いと言えるでしょう。

●シンプルで飽きのこないデザイン

 アンブレテックスシリーズのバックパックは、容量約38Lの「グランドバックパック(7800円)」と、今回紹介する容量約24Lの「トールバックパック(6800円)」の2種類があります。

 筆者は直近に3泊4日の沖縄旅行を予定しており、機内に持ち込めるサイズを探していたため、後者のダークグレーを選択しました。トールバックパックはダークグレーのほか、ブラックカラーの展開もあります。

 バッグの外寸は約26(幅)×51(高さ)×17(奥行き)cm。作りはシンプルで、メイン気室と大きめの前面ポケット、そして左右のサイドポケットという構成です。実測重量は748gで、容量25L前後のバックパックとしては軽量な部類に入るでしょう。

 メイン気室の内部にはクッション材入りのスペースがあり、ノートパソコンやタブレットを収納するのに重宝します。起毛生地が使われているのもうれしいですね。

 前面ポケットの外側にはベルトが2本あり、筆者は脱いだアウターを一時的にホールドするために使っていましたが、キャリーオンバッグとして使う際にも役立ちそうです。

●底板入りで自立しやすい点がお気に入り

 サイドポケットは、二重構造になっているのもポイント。外側にはメッシュポケットが付いているため、結露したペットボトルやぬれた折りたたみ傘をしまうのに便利です。

 また、筆者が特に気に入っているのは自立させやすいことです。バッグの底面には芯材が入っており、バランスよくパッキングするとしっかりと直立します。バッグが大きくなるほど占有スペースも広がるので、こうして立たせられるとホテルなどで邪魔になりません。

●長距離移動でも体が痛くならない快適な背負い心地

 シンプルな作りのトールバックパックですが、体と接触する背面とショルダーベルトには厚めのクッション材とメッシュ生地が使われており、背負い心地は良好です。よりフィット感を高めるチェストベルトやウエストベルトは付いていませんが、激しく動くような状況でなければ十分でしょう。

 旅行中、バックパックを背負ったまま8kmほど歩きましたが、幅広のショルダーベルトが荷重を分散してくれるおかげで、局部的な痛みは一切発生しませんでした。

 注意点としては後方への張り出しが意外と大きいことが挙げられます。奥行きがしっかりある設計のため、荷物をたくさん詰めた時は他者への配慮を忘れないようにしたいですね。

●小雨程度なら浸水なし

 旅行初日は小雨が降っていましたが、あえて最寄り駅からホテルまで傘なしで移動してみました。バックパックは多少ぬれたものの、内部への浸水は一切見られません。

 下げ札には「完全防水ではありません」とありましたが、レインカバーなしでここまでの防水性があるなら個人的には満足です。

 なお、アンブレテックスシリーズの取り扱い店舗はまだ少ないため、オンラインストアで在庫店舗を確認してから買いに行くことをおすすめします。

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