制作がはかどる買って良かった「レジンクラフト用品」3選 レジンアクセサリー作り初心者の筆者がおすすめする、便利なアイテムを紹介！【2025年1月版】

出典：PIXTA

　レジン（樹脂）を使ってアクセサリーや小物雑貨などを作る「レジンクラフト」は、近年人気のハンドメイドとして注目を集めています。

　初心者でも手軽に始められるのも魅力の1つで、ECサイトや手芸店のほか、100円ショップなどでも必要な道具や素材が販売されています。必要なものが一通りセットになった「スターターセット」などもあるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

　今回は、レジンクラフトを初めて1年未満の初心者である筆者が、実際に購入して良かったアイテムを紹介します。ぜひ商品選びの参考にしてみてください。

●大きくて高出力な「UV＆LEDライト」

　レジンクラフトで主に使用される「UVレジン」と「LEDレジン」は、紫外線やライトの光によって硬化します。そのため、UVライトやLEDライトは必要不可欠のアイテムです。

　ただ、一口にライトといってもさまざまな製品があるので、はじめはどれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

　筆者は始めた当初、コンパクトな6WのUV-LEDライトを使用していました。特に問題なく使えていましたが、一度に複数の作品を作るようになると、少し小さく感じるようになり、買い替えを決意。せっかく新しく購入するなら高出力のものにしたいと思い、パーツクラブの「UV＆LEDライト 48W」を購入しました。

　48Wと高出力のため、従来のライトよりも硬化時間を短縮でき、さらに、タイマーメモリーが付いているので残り時間も確認出来て便利です。タイマーボタンが30秒、60秒、99秒とあり、レジンの硬化具合に合わせて照射時間を調整できるのも便利で助かっています。

　また、レジンクラフトで使うライトを選ぶ際は、硬化不良を防ぐため、ライトの数の多さも重要といわれており、その点もしっかりカバーできていると思います。ライト本体が大きくなったことで、モールド（型）を2つ並べて照射することもできるようになったので、作業スピードも上がっています。

大きめの「UV＆LEDライト」をチェック

●レジンクリーナー

　未硬化のレジンを掃除する際に使用する「レジンクリーナー」。筆者は初めのうちはレジンクリーナーを使わずに、残ったレジンは全て硬化させて掃除していましたが、これが結構な手間に……。後片付けに時間がかかっていました。

　そんな時、レジンクリーナーの存在を知り早速購入。実際に使ってみると、調色パレットやブラシに付いたレジンを簡単に落とせて、掃除が楽になりました。

　これまでレジンが落とせなくて捨ててしまった道具もあるので、正直、もっと早くに購入しておけば良かったなと思いました。今からレジンを始めようと考えている人は、道具をきれいに保つためにも購入をおすすめします。

●エンボスヒーター

　レジンクラフトをしていて特に苦労するのが気泡を消す作業。あえて気泡を生かした作品にするのも1つの方法ですが、すっきりと透明度の高いものを作りたいときには邪魔になってしまいます。

　そんな時に使えるのが「エンボスヒーター」です。気泡は空気が温められると膨張して消えるため、エンボスヒーターの温風で温めると、きれいに消えます。

　レジンを温めるためにドライヤーを使う方法もありますが、風量が強すぎてしまい、デザインが崩れたり道具が飛ばされたりする恐れがあります。そのため、ピンポイントで適切な風を当てられる、クラフト用のエンボスヒーターを用意するのがおすすめです。

　エンボスヒーターを使うようになってから、気泡を消すのも簡単にできるようになり、作業が楽になりました。また、レジンは温めるとサラっとした質感になり、作品によってはその方が扱いやすい場合もあるので、気泡消し以外でも重宝しています。