モバイルバッテリー選びで重視したい「3つのポイント」

ITmedia Mobile / 2019年3月21日 6時47分

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Ankerの「PowerCore 10000 Redux」は10000mAh搭載でありながらコンパクトな製品だ

 最近のスマートフォンは、初期のころと比べてバッテリーの持ちが格段によくなった。しかし、動画視聴やテザリング、周辺機器の利用が一般化したことで、外出先での予期せぬバッテリー切れは今も悩みのタネである。久しくモバイルバッテリーを使っていなかった人もいるかもしれないが、決済機能の利用も増えてきた昨今、改めて購入を検討する価値はあるだろう。

 モバイルバッテリーを選ぶ際には、基本的な仕様について理解した上で、自身の利用スタイルに適した製品を見定めることが重要だ。今回は、購入前にチェックすべき事柄について、大きく3つのポイントに分けて紹介する。

●1.モバイルバッテリーの容量はどのくらい必要か?

 「mAh(ミリアンペアアワー)」はバッテリーの容量を表す単位だ。一般的なハイエンドのスマートフォンに対して、1回フル充電したいなら容量6000mAh程度のモバイルバッテリーを、約2回以上の充電が必要なら1万mAh以上の製品を選択するとよい。

 そもそも、Androidのハイエンドスマートフォンや、バッテリー持ちをウリにした端末では、3000mAh~4000mAhのバッテリーを搭載していることは多い。例えば、「Xperia XZ3」のバッテリー容量は約3200mAhだ。また、「iPhone」はバッテリー容量こそ非公開だが、XやXSなら2600~2800mAhだろうと推定されている。

 モバイルバッテリーからスマートフォンに充電する場合は、電圧を変換する際にロスが発生するので、モバイルバッテリーのmAhの数値通りにはいかない。ロス率は製品や充電環境(出力のA数やケーブルの長さなど)によっても変わってくるが、モバイルバッテリーの容量の6割程度になる。さらに劣化により容量はさらに減っていく。

 つまり、3200mAhのスマートフォンを0%から100%まで充電したいのなら、「3200mAh×100/60」という計算により、大体5300mAh以上のモバイルバッテリーを買うべきという理屈になる。

●2.必要な出力やポート数を備えているか?

 容量の他には、出力の「A(アンペア)」も確認しておきたい。これはどのくらいの電気が流れるかを表した値だ。モバイルバッテリーとしては、1~1.5Aが低出力、2A以上が高出力に相当する。最近の製品では、最大出力3Aに対応したUSB Type-Cポートを備えるものも出てきている。今からモバイルバッテリーを購入するならば、基本的に低出力なものは避け、高出力のものを選ぶべきだ。そもそもiPadやAndroidのタブレットの多くは、出力が2Aに満たないと充電できない。

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