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iOS 15の「テキスト認識表示」は日本語未対応だけど、使えるシーンはある?

ITmedia Mobile / 2021年11月26日 14時15分

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iOS 14の設定画面(写真=左)にはなかった「テキスト認識表示」のスイッチが、iOS 15では追加されている(写真=右)

 「iOS 15」では、新たに「テキスト認識表示」機能に対応した。アナウンスされた情報としては、同機能は日本語未対応とされていたものの、部分的に利用することは可能だ。本稿では、日本語環境で利用できることについてまとめてみた。

 なお、本稿の検証には、iOS 15.1を搭載したiPhone 11 Proを使用した。

●「テキスト認識表示」をオンにしておこう

 iOS 15で追加された「テキスト認識表示」は、A12 Bionic以降を搭載したiPhone(18年発売のXS・XRシリーズ以降)で利用できるとされる新機能だ。iOS 15の機能を紹介する公式ページでは、「テキスト認識表示」機能について、以下のように説明されている。

 “すべての写真の中のテキストが完全にインタラクティブになるので、コピー&ペースト、検索、翻訳などの機能が使えます。テキスト認識表示は、写真アプリ、スクリーンショット、クイックルック、Safari、カメラアプリのライブプレビューに対応します。”

 また、同ページでは、注釈で「現在、英語、中国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語に対応」と記載されているように、日本語はまだ対象言語に含まれていない点に注意が必要だ。

 しかし、「iPhoneの使用言語」で日本語を選んだ状態でも、一部限定されたシーンにおいて同機能は利用できる。事前準備としては、「設定」アプリの「一般」を選び、「言語と地域」の画面にある「テキスト認識表示」というスイッチをオンにしておく必要がある。

●英数字ならテキストを認識できる

 結論から言ってしまうと、上記の設定を施しても、日本語は正しく認識できなかった。そのため、活用できるのは、一部の限られたシーンのみに限られる。

 例えば、日本語で書かれた記事をスクリーンショットした画像を「写真」アプリで開いてみると、右下に3本線のアイコンが表示される。これをタップすることで、自動認識できたテキストがハイライトされる。ハイライトされた部分に関しては、選択操作が可能で、そのままコピーや検索、翻訳といった連携を実行可能だ。

 ただし、認識したテキストをコピーしたところで、ペーストすると中国語として認識されていたことが分かった。これでは使い物にならない。

 一方、画像として写っているテキストが対応言語だったらどうなるだろうか。試しに米国版のiOS 15の公式ページをキャプチャーし、同様に確認してみたところ、文字が飛ぶことなくしっかりと認識されていた。これならコピー操作や翻訳操作を行う際に実用的だ。

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