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ゲオが5478円/6578円の“激安スマートウォッチ”を販売した狙い デザイン+機能性の追求が成功

ITmedia Mobile / 2024年5月13日 16時24分

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「スマートウォッチタフ(GH-SMWGA-BK)」

 ここ最近、1万円を下回る安価なスマートウォッチが増えつつある。さまざまな家電やスマホアクセサリーなどを扱うゲオもその1社で、2024年2月23日に、5478円(税込み、以下同)の「スマートウォッチタフ(GH-SMWGA-BK)」と、6578円の「TWS スマートウォッチ(GH-SMWGB-BK)」を発売した。

 これら2製品の売りは、「単に安いスマートウォッチ」ではなく、ユニークな特徴を持っていること。スマートウォッチタフは名前の通り、耐久性にこだわっており、50度の耐熱、-10度の耐冷、IP68等級の防塵(じん)/防水性能を担保している。TWS スマートウォッチはワイヤレスイヤフォンを内蔵しており、音楽も楽しめるようになっている。両モデルとも、心拍数/歩数/活動距離/消費カロリー/血中酸素飽和度などを感知する各種センサーを搭載しており、毎日の健康管理をサポートしてくれる。

 2モデルともグリーンハウスが開発したものだが、なぜ、ゲオはこれらの格安スマートウォッチを扱うことを決めたのか。同社に聞いた。

―― 「スマートウォッチタフ」と「TWS スマートウォッチ」を開発した狙いを教えてください。

ゲオ 昨年(2023年)に発売したスマートウォッチは好調でしたが、一般的なものとの差別化が難しく、デザインもシンプルでした。そこで、ゲオならではのアプローチとして、より洗練されたデザインと機能性を備えた2種類のスマートウォッチを発売することを考えました。

―― グリーンハウスの製品ですが、同社とコラボした経緯を教えてください。

ゲオ グリーンハウスさんとは、これまでさまざまな商品でコラボレーションを行ってきました。今回ゲオでスマートウォッチの発売に際し、多くの企業と話し合いを重ねましたが、品質や価格などさまざまな観点から最終的に、グリーンハウスさんにお願いすることになりました。

―― 2製品それぞれのターゲットを教えてください。

ゲオ スマートウォッチタフは、その武骨なデザインが好みで、機能性と頑丈さを重視する男性を中心としたターゲット層に焦点を当てています。一方、TWSスマートウォッチは、デジタルガジェットや便利な機能に敏感な、幅広い層をターゲットにしています。

―― スマートウォッチタフは、製品名の通り、タフネス機能を強化していますが、その狙いを教えてください。

ゲオ 腕時計といえば、何十年もの間人気を誇るカシオのG-SHOCKが思い浮かびます。そのガジェット感あふれるデザインとタフな性能は、ゲオの顧客層にもピッタリです。また、スマートウォッチは一般的に精密機械としてイメージされるため、何かにぶつけて壊れてしまう心配があります。

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