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iPhone SE(第3世代)の下取り額が“定価超えの7万円台”になり、中古端末が馬鹿売れする事態に Google ストアが修正

ITmedia Mobile / 2024年6月3日 22時42分

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「iPhone SE 第3世代が定価以上の7万円で下取りされている」との投稿が一時注目の的となった

 「iPhone SE 第3世代が定価以上の7万円で下取りされている」──。そんな投稿がX(旧Twitter)で一時注目を集めた。Google ストアではPixel 8シリーズを購入する際、iPhoneなどの下取りを条件に特定の端末の価格を値引きする施策を実施している。6月3日、iPhone SE(第3世代)64GBの下取り額が、定価の6万2800円(税込み)を上回っていた。

 Google ストアにおける下取り額を確認したところ、同日21時55分時点での下取り額はiPhone SE(第3世代)の64GBで1万8625円、128GBで2万1236円、256GBで2万2541円となっている。

 この価格はGoogle ストアでPixel 8シリーズを購入する際、「対象スマホの下取り高額還元でお得に」という欄の「下取り額を確認」→「見積もりをする」→「メーカー」→「モデル」→「ストレージサイズ」を選択することで確認できる。「デバイスの電源が入り、ひび割れがなく、画面が正常に動作する」(ディスプレイが点灯しタッチパネルが反応する)場合は、「はい」を選択することで、「下取りの見積もり額」として表示される。

 6月2日時点で7万円を超える下取り額だった、との投稿も確認できた。一時的な表示かつ定価を上回る下取り額だったことから、Xで一時話題になったようだ。

 中古端末の下取り額や販売価格は市場の相場や端末の状態によって変動するが、端末メーカーが設定した定価を超えることはほとんどない。

 今回の事案と関係があるかは定かでないが、イオシス名古屋大須店(@iosys_nagoya)は6月3日14時5分に「iPhone SE3が凄い勢いで売れてます!!SE3が流行ってるのでしょうか?」とポストした。iPhone SE(第3世代)の下取り額に関するポストと日付が同じであることから、下取り額の一時的な上昇に気づいた人が、中古端末を一気に買い求めたと考えられる。

 iPhone SE(第3世代)は米Appleが2022年3月8日(現地時間)に発表したスマートフォン。Touch IDを内蔵したホームボタン、4.7型の液晶ディスプレイ、約1200万画素の広角アウトカメラを第2世代から継承しつつ、第2世代からプロセッサの「A13 Bionic」を最新の「A15 Bionic」に置き換えた製品だ。

 国内外で比較対象に挙がることの多い、Googleのスマートフォン「Pixel」のaシリーズ最新機種である「Pixel 8a」は、プロセッサに上位モデル「Pixel 8/Pro」と同じ「Google Tensor G3」を採用し、最大120Hzのリフレッシュレートに対応する6.1型の有機ELパネル「Actua」ディスプレイを搭載。画面内の指紋センサーでロックの解除などが可能だ。アウトカメラは6400万画素で1/1.73インチセンサー(ピクセル幅0.8μm)の広角カメラ、1300万画素(ピクセル幅1.12μm)の超広角カメラで構成される。

 iPhone SE(第3世代)の64GBが7万円以上の下取り額だったことを踏まえると、第3世代をGoogle ストアで下取りに出し、7万2600円のPixel 8a(128GB)を実質無料で購入できたことになる。そんな旨みに飛びついて手を出した人がいたようだ。

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