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駐禁の違反金を「PayPay/LINE Pay」で(残念ながら)支払ってみた かなり便利だが……

ITmedia Mobile / 2024年6月10日 15時25分

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 先日、都内の中心部に車で向かう用事があった。目的地近くには、道路沿いに「1時間/300円」で路上駐車できる「時間制限駐車区間」(いわゆるパーキングメーターやパーキングチケット)があり、パーキングチケット制の場所で空きを見つけた筆者は、しっかり枠の中に車を停めてその場を離れた。

 用事を終えて車に戻ると、なぜかフロントガラスに黄色い紙が貼られている……。いわゆる駐禁の知らせだ。

 実は当時、用事で急いでいた筆者は発行したパーキングチケットを車内から外に向けて掲示することをうっかり忘れてしまった。

 車両自体はしっかり規定の位置で枠内に停めていたので交通の妨げにはなっていないはずだが、ルール違反は違反だ。1週間ほどして、自宅に反則金の支払いを命じる書類が届いた。

 交通違反の反則金は、届いた払込用紙を使って金融機関やコンビニなどで支払えるが、封筒の中に同封されていた「キャッシュレス納付をぜひご利用ください!」というチラシが目を引いた。

 これは2022年11月に施行された「情報通信技術を利用する方法による国の歳入等の納付に関する法律」(キャッシュレス法)によるもので、これまで窓口に出向く必要があった行政手続き関連の支払いがキャッシュレスで行えるようになっている。

 警視庁は4月、放置違反金の納付先としてスマホ決済アプリでも納付できるようになったと告知していた。その他、全国の警察も同様の告知を行っているはずだ。

 ならば試してみようとPayPayを使ってみることにした。……と思ったのだが、LINE Payであれば登録済みのクレジットカードで支払えることに気づいたので途中で切り替えた。PayPayでも登録したクレジットカードを使えるようだが、自分のクレカは登録できず、PayPayカードの宣伝も多いのでやめてしまった。

 手順は簡単で、請求書払いを選んで払込用紙にあるバーコードを読み取るだけだ。反則金の額が表示され、画面に表示された手順通りに進めればあっという間に納付が終わる。

 自宅にいながらにして納付を完了できるのでとても便利だが、あまりにも簡単なので、反則金を支払ったという感覚が薄い。

 もうちょっと「お前は悪いことをした! 反省しろ!」という感じがあってもいいなと、余計なことを考えた休日の午後であった。みなさまも交通違反にはご注意を。

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