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「iPadOS 18」発表、手書き対応の「計算機」導入 Apple Intelligenceで文章作成もはかどる

ITmedia Mobile / 2024年6月11日 6時20分

●ダークモードのアイコンなど、ホーム画面カスタマイズ

 ホーム画面のカスタマイズに自由度が高まっている。アプリのアイコンにはダークモード版が提供される。また、ハイライトカラーを選んで、アプリのアイコンやウィジェットを同じトーンにそろえることもできる。

 コントロールセンターは設定できる項目が大幅に増える。操作をまとめた画面をグループとして、複数のグループを配置できるようになる。サードパーティーの開発者もコントロールセンターを使えるようになる。

 また、一部のアプリでUI(ユーザーインタフェース)が若干変化する。フローティング表示されるサイドバーから、よく操作する項目を「タブバー」に保存できるようになる。例えばApple TVアプリでは、良く視聴するチャンネルをタブバーに登録できる。このタブバーのデザインは、OfficeSuiteの「Keynote」「Numbers」「Pages」や、「Swift Playground」アプリでも実装される。

●生成AIベースの「Apple Intelligence」に対応

 M1以降のiPadでは、生成AIベースのApple Intelligenceが利用できるようになる。このうち注目はSiriの強化だ。「昨日母に送ったメールの写真を再生して」といったユーザーの文脈を理解した質問に答えられるようになる。

 OpenAIとのパートナーシップによって、ChatGPTとの統合機能も提供する。SiriなどからChatGPT(GPT-4o)に聞くことができる。OpenAIのアカウント作成なしで利用でき、無料で提供される。

 また、文章作成ではWriting Toolsという機能が利用できる。文章を読み手の立場に合わせて「フレンドリー」や「プロフェッショナル」といった文体に変換する機能や、スペルチェックが含まれる。さらに、メールの返信文面を手軽に作成する機能も備える。

 その他、絵文字を画像合成する「Genmoji」や、簡単に画像生成できるツールImage Playgroundも用意する。

 なお、Apple Intelligence機能は当初は米国英語から順次展開される予定となっており、その他の言語は2025年以降となる。

●iPadOS 18の対応機種

 iPadOS 18の対応機種は以下の通り。

・iPad Pro(M4)

・iPad Pro 12.9型(第3世代以降)

・iPad Pro 11型(初代以降)

・iPad Air(M2)

・iPad Air(第3世代以降)

・iPad(第7世代以降)

・iPad mini(第5世代以降)

 Apple Intelligenceについては、M1以降のプロセッサを搭載したiPadが対応機種となる。

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