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モバイルバッテリーに“異色”のカラー MOTTERUが新製品発表 “日本品質”もウリに

ITmedia Mobile / 2024年6月20日 13時7分

 MOTTERUユーザーの半分以上が女性だが、コンパクトなモバイルバッテリーは「圧倒的に女性が多い」(技術担当のMOTTERU 川本武志氏)という。ただ、2万mAhの大容量のモバイルバッテリーも展開しており、こうした製品は企業や男性のユーザーも多いとのこと。

 カラーは女性をメインに考案しているが、小型・軽量に対するニーズは男性からも多いだろう。ホワイトやブラックの定番色も欲しいところだが、川本氏によると、男性を意識したカラーも検討しているとのこと。「純粋なホワイトやブラックをやるつもりはないが、それに近い色は作っていきたい。MOTTERUらしい白や黒はどういうものがあるのかを検討する」とのこと。

●企画から検証、サポートまでを国内で行っている

 カラーやデザインにこだわっているのは分かったが、製品の品質はどうか。MOTTERUでは企画から設計、検証までを日本で行っていることを特徴とする。製品自体は海外のOEMやODMを利用しているが、「設計段階から指示しており、私たちが納得したもの以外は採用してない」(川本氏)とこだわりを見せる。「これまで何万台と出荷しているが、モバイルバッテリーが発火したことはない」そうで、仮に不具合があった場合でも国内でサポートし、一次解析を行っている。

 20~30代の女性といえば、大半がiPhoneユーザーだろうが、モバイルバッテリーではMFI(Made for iPhone)認証は取得していない。iPhoneに最適化した作りにするとAndroidでの充電が遅くなる恐れがあるため、「インテリジェンスなチップを載せて、iPhoneでもAndroidでも快適に充電できるようにしている」(川本氏)とのこと。

●「グラデーションケーブル」や「水に浮く防水ケース」も販売

 その他の新製品についても紹介する。発売中のAC充電器はUSB PD35W出力に対応している。USB Type-CとUSB Type-Aの2ポートから同時に充電することもでき、USB Type-Cでは20W、USB Type-Aでは12Wで出力可能だ。価格は3580円。

 Qi2対応のワイヤレス充電器は、ケーブルタイプ(3980円)とスタンドタイプ(4980円)の2種類を用意。最大15Wの充電に対応する。発売は2024年8月末の予定。

 複数のカラーがグラデーションで表現される「グラデーションケーブル」も用意する。カラーはシャーベットとコットンキャンディーの2色。5万回の折り曲げ試験をクリアしており、耐久性の高さを売りとしている。USB Type-A to Lightning(2580円)、USB Type-A to USB Type-C(1380円)、USB Type-C to USB Type-C(1880円)の3種類を用意している。

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