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スマホをゲーム機に変えるコントローラー「Backbone One」を日本で本格展開する理由

ITmedia Mobile / 2024年6月20日 22時55分

スマホをゲーム機に変えるコントローラー「Backbone One」を日本で本格展開する理由

Backbone One

 ソースネクストは6月20日より、米Backboneのスマホ用ゲームコントローラー「Backbone One(第2世代)」を全国の家電量販店で販売する。

 価格は1万9800円(税込み、以下同)。USB Type-C版とLightning版の2種類を展開する。別売でキャリングケースを3990円で販売する。カラーはPlayStationコラボのホワイトと、通常版のブラックの2種類を用意する。

●本格ゲームをスマホで楽しむコントローラー

 スマホ向けの高級コントローラーが誕生した背景には、スマホでのゲーム体験の向上がある。スマホの性能が高まり、「原神」のような本格的なタイトルが登場してきた。「DEATH STRANDING」のように、家庭用ゲーム機向けのタイトルが移植される例もでている。

 また、NVIDIA GeForce NOWのようなクラウドゲームや、Steam Linkのようなストリーミングなど、PC向けやゲーム機向けのタイトルをスマホで遊ぶ手段も増えている。

 ただし、クラウドゲームやゲームストリーミングサービスのゲームは、タッチ操作に最適化される例は少ない。快適にプレイするにはいいコントローラーが必要となる。Backbone Oneは、こうした要求に応えるコントローラーだ。

 2色あるうちのホワイトは、スマホのコントローラーとしては唯一のソニーインタラクティブエンタテインメント(SIE)の公式ライセンス品となっている。DualSenseワイヤレスコントローラーに触発されたデザインとして、BackboneではSIEと共同でPS リモートプレイのプロモーションも行っている。

●一部タイトルではタッチ操作代わりにも

 Backbone Oneはスマホホルダーと有線コントローラーが一体となっており、ホルダー部は伸縮式できる形状だ。横向きのスマホに装着でき、装着できるスマホの縦幅は90.7mm~179.5mmに対応。Galaxy S24 Ultraのような大型のスマホでも装着できる。

 Androidでは、タッチボタンに物理キーを割り当てる「タッチシンク」機能を搭載する。原神のような外付けコントローラーに非対応のゲームタイトルでもプレイできる。ただし対応タイトルは限られており、「原神」や「崩壊:スターレイル」「PUBG MOBILE」など計5タイトルのみで利用できる。コントローラーの配置のマッピングを自由にできるわけではない点は注意が必要だ。

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