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ゴルフのプレイ中にアドバイス、対話型AIデバイス「BirdieTalk」発表 月額0円で初心者1人でも上達を

ITmedia Mobile / 2024年6月20日 22時56分

ゴルフのプレイ中にアドバイス、対話型AIデバイス「BirdieTalk」発表 月額0円で初心者1人でも上達を

ソースネクストは帽子に装着するゴルフ支援デバイスBirdieTalkを発表した

 ソースネクストは6月20日、対話型AIがゴルフをサポートする小型デバイス「BirdieTalk(バーディ・トーク)」を発表した。Makuakeにて先行販売を実施する。

 価格は3万9600円(税込み、以下同)で、Makuakeでは最大40%オフの2万5800円から販売。製品の発送は8月末を予定する。

 国内のゴルフ市場は、コロナ禍をきっかけに大きな拡大を見せている。コロナ禍で開催しづらくなった宴会の代わりに、風通しがいい屋外でプレイするゴルフが人気を集めたの。矢野経済研究所の調査では、2022年のゴルフ用品市場規模は約3000億円に達したという。

 しかし、ゴルフは上達が難しいスポーツであり、70%のプレーヤーが「100切り」も達成できずに挫折してしまうのが実情だ。適切なアドバイスをくれるコーチや仲間がいないことが、上達のネックになっている。そこでスコアアップを目指すゴルフ初心者から中級者を対象として、ソースネクストはBirdieTalkを開発した。

 BirdieTalkはゴルフキャップに装着する小型デバイスで、プレイ中にボタンを押すと、AIにゴルフのアドバイスを質問できる。例えば、ライから打つ際のスタンスの取り方、ボールが曲がってしまう原因と対策、不調からの脱出方法などさまざまなシチュエーションに対応できる。東大ゴルフ部監修のもと、初心者からベテランまで、幅広いプレーヤーのニーズに応える内容を目指したという。

 また、BirdieTalkは高性能GPSを内蔵し、グリーンまでの残り距離を計測できる。プレーヤーはこれまで、レーザー式の距離計を片手に持ちながらプレーしなければならなかったが、BirdieTalkなら帽子に装着したままで距離を把握できるため、よりスムーズなプレーが可能になる。

 使用クラブと打球の方向を音声で記録する機能もある。一打ごとに記録すると、記録した場所も自動で記録されて、ボールの飛距離も算出できる。

 声の認識にはPOCKETALKシリーズなどで培ったソースネクストの音声認識技術を活用。文章の理解にはOpen AIの生成AI・GPTシリーズを採用している。FAQ形式のデータベースを用意して、AIが参照するようにしているという。

 通信はBluetoothを搭載し、スマートフォンアプリとセットで利用する。圏外の場合は記録ができなくなるとしている。

 買い切りの製品で、月額料金はかからない。継続的なアップデートを行い、対応できる質問の種類を拡大していく方針だ。

 将来的にはユーザーのプレイのくせに合わせたアドバイスの提供や、スマートウォッチなどの他社製品との連携も実現していきたいという。

 初年度の販売目標は3万台を目指す。ゴルフ場のコースデータは当初は国内のみの対応だが、ソースネクストの小嶋智彰社長は、「将来的には海外のコースデータ、そして外国語対応することで世界中で販売していけたらと思っている」と展望を示した。

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