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Huawei待望のカメラフォン「Pura 70 Ultra」に注目 20万円超えでも「欲しい」と思える仕上がり

ITmedia Mobile / 2024年6月23日 11時42分

Huawei待望のカメラフォン「Pura 70 Ultra」に注目 20万円超えでも「欲しい」と思える仕上がり

Kirin 9010搭載の「Pura 70 Ultra」

 Huaweiのスマートフォンはこの1~2年で復活が始まっており、2023年8月に発表した「Mate 60」シリーズは中国国内で大ヒット、iPhoneの売り上げに大きな影響を与えたといわれています。カメラ性能に優れている一方、米国政府からの制裁の影響からか、プロセッサは不明のままで発売されました。

 しかし2024年4月に発表された「Pura 70」シリーズは堂々と「Kirin 9010」搭載の名機。Huawei子会社HiSilicon開発のプロセッサ、Kirinシリーズの最新モデルが採用されています。

 Pura 70シリーズは「Pura 70」「Pura 70 Pro」「Pura 70 Pro+」「Pura 70 Ultra」の4モデルが登場。しかもグローバルでも販売されており、Pura 70 Pro+以外の3モデルがリリースされています。ちなみにこのPuraの名称は2023年までのPシリーズであり、今後Huaweiの製品展開は「Pura」「Mate」「nova」という3つのシリーズになるわけです。

 最上位モデルのPura 70 Ultraは6.8型ディスプレイを最新のKunlun Glassでカバー。同ガラスはゴリラガラスよりも強固ともいわれるHuawei独自開発のカバーガラスです。バッテリーは5200mAhで100Wの急速充電にも対応します。価格は9999元(約22万円)です。

 本体サイズは75.1(幅)162.6(高さ)×8.4(奥行き)mm、226gと一般的。カメラ部分の出っ張りはやや高めとはいえ、気になるほどではないでしょう。Huaweiは1年前に発売した「P60」シリーズからカメラデザインに特徴を持たせていますが、Pura 70シリーズではさらにアイコニックな形状に進化させています。

 本体カラーは緑、黒、茶、白の4色で、ヴィーガンレザーに模様を施した高級感あふれる仕上げにしています。カバーをつける必要がないと思えるほど仕上げはよく、落下に備えて四隅だけを保護するケースがあってもいいかもしれません。

 カメラはフランスの評価機関、DXOMARKで早速1位になっており、登場時点で全スマートフォンの中で最高峰の性能を誇ります。メインカメラは5000万画素1型センサー、カメラをオンにすると収縮式のレンズがわずかに伸びます。絞りはもちろんF1.4からF4.0までの可変式。超広角が4000万画素、望遠は3.5倍で5000万画素です。

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