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新折りたたみスマホ「motorola razr 50/50 ultra」発表 外側ディスプレイ大型化でAIにも対応 日本でも発売予定

ITmedia Mobile / 2024年6月26日 1時5分

 プロセッサやカメラなどの仕様も刷新した。razr 50 ultraは、プロセッサにQualcommの「Snapdragon 8s Gen 3」を採用。先代にあたるrazr 40 ultraは、発売時点から見て1世代前にあたる「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載していたが、razr 50 ultraでは最新のプロセッサに置き換えられた格好だ。

 Snapdragon 8s Gen 3は、Qualcommが3月に発表したプロセッサで、夜間動画撮影などの機能を省きつつ、コストダウンを図っている。1世代前のプロセッサの代わりに、やや性能を抑えた最新のチップを搭載したといえる。razr 50に関しては、プロセッサをQualcommからMediaTekに変更し、「Dimensity 7300X」を搭載している。

 カメラはrazr 50、razr 50 ultraともに5000万画素のセンサーに変更されている。razr 40 ultraは1200万画素だったが、5000万画素になったことで4つのピクセルを1つ束ねて感度を上げるピクセルビニングに対応した。razr 40に関しては、6400万画素から5000万画素へと、やや画素数は落ちている。また、razr 50 ultraは5000万画素の2倍望遠カメラを搭載。ピクセルビニングを解除して切り出し行うことで、4倍まで劣化の少ないズームを利用できる。

●「moto ai」に対応予定、通知や会話の要約なども利用可能に

 発表会では、今後razr 50、razr 50 ultraに搭載される「moto ai」もお披露目された。モトローラのプロダクトマーケティングでエグゼクティブディレクターを務めるニコール・ハーゲン氏によると、moto aiが搭載されるのは「今後数カ月の間」になるという。

 moto aiは、コンテクスト(文脈)を理解したり、パーソナライズできたりといった特徴がある。例えば、通知から得られた情報を要約し、アプリを横断して1日の予定をまとめるといった形で利用できるという。また、会話を録音し、その要約を画面上に表示する「pay attention」という機能も提供される。テキストで質問を加えることで、より詳細な回答を得ることも可能になるという。

 生成AIによって壁紙用のイラストを作成する機能にも対応する。なお、生成AIで着ている服の色や模様に合わせた壁紙を作成したり、入力したフレーズに合わせた壁紙を作成したりする機能は、razr 50、razr 50 ultraのどちらにも搭載されていた。

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