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「Vision Pro」をApple Storeで体験する方法 料金、予約方法、所要時間、現地での作法は?

ITmedia Mobile / 2024年7月8日 18時10分

 デモ体験をするストアの選択画面が表示されたら、最寄りまたは体験したい店舗を選び日時を選択する。

 日時を選んですぐに終わりではない。連絡先情報、年齢確認、規約の確認を行い「続ける」をタップする。

 内容確認画面が表示されるので、よく確認してから「予約する」をタップしよう

 しかし、この段階で予約は完了していない。視力についての確認事項があるからだ。

 なお、視力の確認ではメガネを付けているかどうか、コンタクトレンズを付けているかどうか、付けているなら「度付き」か「度なし」か、「ソフト」か「ハード」か、「モノビジョン」(近視かつ老眼の人の矯正方法の1つ)であるか、ソフトコンタクトであれば美容の機能を備えているか、つまりカラーコンタクトレンズかどうかを尋ねられる。

 「美容コンタクトレンズ」(カラコン)にVision Proは対応していないので、カラコンの日常使いをしている人はメガネまたはクリアなコンタクトレンズを用意しよう。

 確認ボタンを押して予約が完了する。あとは予約した日時にApple Storeへ足を運ぶだけだ。Apple Storeでは、チケット代わりに3次元バーコードを提示するとのことなので、iPhoneのWalletアプリに予約を登録。これで準備万端だ。

●幾度ものリマインドを経て、いざApple Storeへ

 Walletアプリに登録しておくと、リマインドが幾度となく通知される。そうでなくとも、Apple IDを登録したメールアドレスや電話番号へのSMSもリマインドで届く。

 というわけで、Apple Storeに到着。ガラス壁にVision Proのシルエットを模したイラストと「Vision Pro」のロゴが貼り付けられている。これは期待が高まる。

 正面入口を入ると担当スタッフが出迎えてくれるので、Apple Walletを開いて3次元バーコードを提示する。紛失してしまったり、すぐに出せなかったりする場合には身分証明書を提示する必要があり少々面倒くさい。なので、iPhoneユーザーであれば、予約完了と同時にApple Walletに登録しておくことをお勧めする。

 案内された席に座り、Vision Proの使い方についてレクチャーを受け、Vision Proを顔にフィットさせるためにiPhoneのフロントカメラ使って顔周りの測定をする。iPhoneユーザーでなくても心配はいらない。スタッフの用意したiPhoneで測定できるからだ。測定結果のQRコードをスタッフに提示してからほどなくして、“自分専用”にカスタマイズされたVision Proが運ばれてきた。

 あとは装着して体験をするだけだ。途中、光が下から漏れているとのことで、Vision Proの位置を微調整した。

 体験は「すばらしい」の一言に尽きるのだが、これはぜひ予約してデモ体験してほしい。ちなみに、デモ体験は何度でも可能とのこと。「3回目には買ってくださいと強く勧められたりしませんか?」とスタッフにたずねたところ、「ありませんよ~」と笑顔で答えてくれた。

 価格が価格だけに体験するだけでもハードルが高そうに見えるVision Pro。しかしApple Storeオンラインから気軽に予約できるし、親切ていねいにレクチャーしてもらえるため、体験後には身近に感じられるようになった。購入へのハードルは依然として高いままだが、Appleのいうところの「空間コンピューティング」とは何かを自分の目で確認できるのは良い経験になるのではないかと感じた。

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