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折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」、日本で7月31日に発売 面倒な作業はAI任せ、先代より薄型かつ軽量に

ITmedia Mobile / 2024年7月10日 22時5分

 言葉の壁を取り払う新機能もある。「リスニングモード」だ。外国語の長時間の講義や会議では、Galaxy Z Fold6を机上などに置くだけで、即時に文字起こしや翻訳を行える。通訳機能は「Galaxy S24」シリーズも搭載するが、あくまで1対1の対面でのコミュニケーションに特化した機能となる。Galaxy Z Fold6は画面を見続けなくても、1人が複数人にプレゼンする際、多言語であっても文字起こしや翻訳ができる。

 カバーディスプレイに翻訳内容を表示できる「会話モード」も利用できる。カバーディスプレイとインナーディスプレイで互いの会話内容を把握できるため、会話を中断してインナーディスプレイを相手に見せて、再びインナーディスプレイを自分に向ける、というわずらわしい動作が不要となる。同様の機能はGalaxy Z Fold6と同じ折りたたみスマートフォン、「Google Pixel Fold」が他社に先駆けて実装した。

 Galaxy S24シリーズが初搭載した「リアルタイム通訳」も進化した。Galaxy Z Fold6ではSamsung純正の電話アプリだけでなく、LINE、Instagramなどのアプリでも、リアルタイムに通話内容を翻訳できるようになった。

 「チャットアシスト」では文章を考えずに最低限必要なキーワードを入力するだけで、プロフェッショナルな文章を生成できる。「Samsungキーボード」さえ起動していればどのアプリでも利用できる。丁寧な口調でメールに向く文章、カジュアルな表現でSNSに向く文章を簡単に作成できる。

 次のページではGalaxy Z Fold6のスペックがGalaxy Z Fold5からどのように進化したのかを説明する。

●Galaxy Z Fold5より薄く、軽くなったGalaxy Z Fold6のスペック

 ここからはGalaxy Z Fold6のスペックがGalaxy Z Fold5からどのように進化したのかを説明する。

 ボディーサイズは大きく変わった。展開時はGalaxy Z Fold6が約132.6(幅)×153.5(高さ)×5.6(厚さ)mm、Galaxy Z Fold5が約129.9(幅)×154.9(高さ)×6.1(厚さ)mmとなっている。Galaxy Z Fold6は幅が2.7mm増えたものの、高さは1.4mm低くなり、厚さは0.5mm薄くなった。

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