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ChatGPTで出力した内容をファイルとしてダウンロードする方法

ITmedia Mobile / 2024年7月18日 18時45分

ChatGPTで出力した内容をファイルとしてダウンロードする方法

 せっかくChatGPTで生成したコンテンツを活用するとしても、他のアプリケーションやソフトウェアなどに手動で書き写していたら、無駄な手間が掛かってしまっている。有料プランの契約は必要となるが、ChatGPTには生成したコンテンツを指定のファイル形式で出力する方法がある。

 本稿では、ChatGPTからファイルを出力する方法についてまとめたので、さらなる作業能率アップのための参考にして欲しい。

●ChatGPTでファイルを扱う機能について

 ChatGPTには、テキスト入力だけでなくファイルを読み込ませてデータを処理する機能や、ChatGPTで生成したコンテンツをファイルとして出力する機能が備わっている。これに関して、機能名やChatGPT内における機能の扱いが何回か変わっているので、情報検索をした際に混乱しないよう、その変遷について把握しておきたい。

 この機能は、もともと「Code interpreter(コードインタープリタ)」という名称で展開されていたが、2023年9月から「Advanced Data Analysis(アドバンストデータアナリシス)」という名称に変わった。また、この時点では、「Beta features」の画面に表示されるβ機能のスイッチを有効にすることで利用できる仕組みだった。

 その後、こうした機能が有料プランである「ChatGPT Plus」の基本機能として正式採用された。そのため、有料プランの「ChatGPT Plus」を契約しているユーザーならば、標準機能として利用できる。

 なお、画面上のUIやメニューの一覧などに特に機能名の表示などはない。使用言語モデルを「ChatGPT 4」に切り替えたときに、チャット画面のテキストボックスの左端にクリップのアイコンが表示されているだけである。「Code interpreter」や「Advanced Data Analysis」という機能名を探しても見つからないので、インターネット上で解説されている過去の情報を見て混乱しないように気をつけよう。

 とにかく、ファイルの読み込みや出力を行いたければ「ChatGPT Plus」を契約して、「ChatGPT 4」を選択すればOKだ。

●どんなデータ形式でのファイルの出力が可能なのか?

 では、今回はChatGPTで出力したコンテンツを、特定のファイル形式で出力する操作を試してみよう。「ChatGPT 4」を選択した状態では、ファイル形式を指定して出力を指示すると、出力したファイルをダウンロードできるURLが作成される。例えば、「.xlsx」形式(表計算ソフトである「Excel」のファイルフォーマット)を指定しても対応可能だ。

 なお、ChatGTP 3.5を選択した状態でも、一部のファイルフォーマット──例えば「.csv」形式のファイルなどを出力できるただし、これはダウンロードリンクなどが作成されるわけではなく、チャット画面上でコピーを行い、クリップボードを経由して、ユーザーが他のソフトにペーストするという手順が必要になる。また、例えば.xlsx形式のファイルの出力なども対応していない。

 なお、ファイルをアップロードして、そこに記されたデータを元にした処理については、次回記事にて解説する。

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