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外出先から自宅のエアコンを遠隔操作、部屋を先に涼しくして“真夏の天国”を作っておく方法

ITmedia Mobile / 2024年7月25日 19時30分

外出先から自宅のエアコンを遠隔操作、部屋を先に涼しくして“真夏の天国”を作っておく方法

 7月に入ってから、最高気温が30度を超える真夏日が全国的に続いています。直近では35度を超える猛暑日も増えており、日常的な暑さ対策は欠かせません。

 屋内の暑さ対策といえばエアコンですが、電源をオンにしてから部屋が涼しくなるまで少し時間がかかります。真夏の暑い日に外出先から帰宅したとき、あらかじめ部屋が冷えてくれていたら、とても快適だと思いませんか。実はちょっとしたガジェットを導入するだけで、一般的なエアコンであれば外から簡単に遠隔操作できるようになります。

●スマートリモコンを導入する

 「アレクサ」「オーケー、Google」と声をかけて家電などを操作する風景をテレビなど何かしらで目にした事があるでしょう。この10年弱で、家電を声やスマートフォンアプリなどから操作できるようにする“スマートホーム化”はずいぶんと人気を集めています。

 関連製品も多く登場しており、家電量販店などに足を運ぶと専用のコーナーもあります。ちょっと前までは設定方法や使い勝手が少々難しく、誰にでも勧められる感じではなかったのですが、最近の製品は完成度や安定性も向上しており、ガジェットに詳しくない人にも試してもらいやすい環境が整いつつあります。

 早速本題に入りますが、自宅のエアコンを外から遠隔操作できるようにするには、“スマートリモコン”と呼ばれる製品を導入することで実現できます。

 これはスマホアプリで操作できる汎用(はんよう)の赤外線学習リモコンのようなものです。代表的な製品として「Nature Remo(ネイチャーリモ)」や、「SwitchBot ハブ2」などがあります。

 手のひらサイズの本体には赤外線リモコン機能の他に温湿度計なども内蔵されており、アプリから設置した部屋の室温や湿度をチェックできる他、「○度まで室温が上昇したら、冷房をオンにする」など、慣れてきたら高度な使い方も可能です。

 といっても必ずしも高度な使い方をする必要はありません。いずれの製品もエアコンがある部屋のコンセント近くに設置して、スマホアプリと連携、Wi-Fiに接続、そして画面に表示される手順に従ってエアコンの機種を選択したり、純正リモコンを使って電源オンオフや温度設定のボタンを学習させるだけです。これで屋外でもスマートリモコンを介してエアコンを操作できるようになります。

 メリットは賃貸など備え付けのエアコンでも簡単に使えること、導入コストが手軽なこと、エアコン以外の家電も操作できる拡張性があることです。

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