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スマホの充電でやってはいけないこと 夏に気を付けたいNG行為は?

ITmedia Mobile / 2024年7月26日 10時5分

スマホの充電でやってはいけないこと 夏に気を付けたいNG行為は?

iPhoneのディスプレイに表示された警告。バッテリー残量が少ないことをアラートする内容だが、これを参考に20%を下回ったかどうか確認するとよい

 いまや生活必需品となったスマートフォン。そのボディーにはバッテリーが内蔵されており、使ううちに劣化も進む。バッテリーの寿命を延ばす方法から夏のシーズンにやってはいけない充電方法まで、スマホ充電にまつわる基本情報をまとめた。

●寿命を延ばすにはどうすればいい?

 まずはバッテリーの寿命を延ばす方法だ。スマホのバッテリーが0%、つまり使い切ってから充電する行為、100%になっても充電し続ける行為は、バッテリーに負荷がかかり劣化させる要因となってしまう。そのため、0%からではなく、20%くらいから充電を始め、80%で充電を止めるのがベストだ。

 ちなみに、iPhoneやXperiaではバッテリー残量が20%を下回ると、「低電力モード」への設定を促すアラートや、自動で省電力モードへ切り替える機能がある。これを通知代わりにすれば、バッテリー残量を見続けなくてもよい。

●夏シーズンにやってはいけないこと

 猛暑の夏シーズンにやってはいけないこととしては次の2つだ。

 1つはスマホ本体の温度が高温となった状態での充電。スマホに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは熱に弱く、45度を超えると劣化が始まる。バッテリーが高温になっているのにも関わらず、充電をする行為はNGだ。

 もう1つは高温の場所での充電だ。日本自動車連盟(JAF)の試験によると、車のダッシュボードの温度は夏の時期に80度近くに達する。こうした場所にスマホを放置する行為や、充電し続ける行為は劣化どころか発火事故につながるため、絶対にやってはいけない。

●湿気のある環境での充電も危険

 では、高温環境での充電だけを避ければよいの? といわれると、実はそうではない。

 湿気のある場所、風呂場、キッチンなどの水周りでの充電も危険行為だ。スマホが水に濡れた状態で充電すると、感電、発火、発熱の原因となる可能性が十分にある。絶対にやってはいけない。

 なお、スマホの充電端子に水が混入すると、ディスプレイにその内容が通知される。例えば、iPhoneの場合はLightningかUSB Type-CのケーブルをiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降に接続した際、充電ポートに液体が入ると、以下のように警告される。

・Lightningコネクタで液体が検出されました:iPhoneの充電用ではない LightningアクセサリをiPhoneに接続した際に、液体が検出されると、この警告が表示されます。

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