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国家資格のオンライン申請が8月6日から順次スタート 介護福祉士など4資格から

ITmedia Mobile / 2024年8月2日 11時12分

国家資格のオンライン申請が8月6日から順次スタート 介護福祉士など4資格から

8月6日から国家資格のデジタル/オンライン化が順次始まる

 デジタル庁は8月6日、国家資格のオンライン/デジタル化を開始する。同日からオンライン/デジタル化するのは介護福祉士など4資格で、2025年3月までに計42資格、2025年以降に計84資格に対応する予定だ。

●国家資格のデジタル/オンライン化の概要

 国家資格のデジタル/オンライン化は、「マイナンバー法等の一部改正法」(※1)の一部が5月27日付で施行されたことに伴い実施される。

(※1)正式名称は「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」

 これにより、マイナンバーカード(個人番号カード)を保有している国家資格保有者は、「マイナポータル」を通し資格に関する以下の手続きを行えるようになる(実際に利用できる手続きは、資格ごとに異なる)。

・資格に関する申請手続き(新規取得の申請、登録住所の変更など)

・申請手続きにおける書類添付の省略(住民票や戸籍謄本/抄本の添付が必要な場合)

・申請費用のオンライン決済(クレジットカードが必要)

・資格の登録内容の確認

・「デジタル資格者証」の確認

デジタル資格者証について

 デジタル資格者証は、その名の通りデータとしてダウンロード可能な資格者証で、PDF形式で発行される。電子署名も付与されるため、改ざん検知も可能だ。固有の二次元コードも付与されるため、スマートフォンなどを使って資格者証の検証も行える。

 デジタル庁によると、印刷して使ったり、スマートフォンの画面に提示したりして利用することを想定しているとのことだ。

 なお、本資格者証に記載される氏名は、当該資格のデータベースに記載されているものとなる。そのため、マイナンバーカードを旧姓併記にしている場合でも、旧姓併記ができない場合がある。

●対応する国家資格

 国家資格のデジタル/オンライン化は順次進められる。スケジュールは以下の通りだ(一部、後から対応機能を追加する資格もある)。

8月6日から対応

 介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師

11月頃に対応

 医師、歯科医師、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、義肢装具士、臨床検査技師、臨床工学技士、診療放射線技師、衛生検査技師、死体解剖、医師臨床研修修了者、歯科医師臨床研修修了者、医師少数区域経験認定医、薬剤師、言語聴覚士、歯科衛生士、歯科技工士、救急救命士、管理栄養士、社会保険労務士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師

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