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スマホ/ケータイが熱くなりやすい酷暑に「水」で冷やすのはアリ? ナシ?【2024年版】

ITmedia Mobile / 2024年8月11日 12時5分

 なぜ、水で冷やしてはいけないのか――理由は急激な温度変化にあります。

 皆さんも経験があると思いますが、暑い屋外にある自動販売機から冷たい飲み物を買うと、あっという間に水滴が付きます。これは、空気に含まれる水蒸気が急激に冷やされることで凝縮される、いわゆる「結露」が起こるからです。

 ここでポイントになるのは「急激に冷やされる」という点。実は、熱くなったスマホ/ケータイと水には思っている以上に大きな温度差があり、水で端末を冷やすと、端末の“内側”で結露が起こってしまうことがあります。

 防水性能を備えるスマホ/ケータイは、あくまで“外部”からの水に耐えることが前提で、自らの“内側”に水ができることは想定していません。よって、結露によって内側から“水没”してしまい、それが原因で壊れることがあるのです。

 「氷水とか冷たい沢の水ならさておき、ぬるい水道水ならどう?」と思うかもしれませんが、ガンガン熱くなったスマホ/ケータイでは、水道水でも結露を引き起こしてしまう可能性があります。水で冷やすのは避けるべきです。

●熱いスマホ/ケータイを冷やすにはどうすればいい?

 熱くなったスマホ/ケータイを冷ますのにベストなのは、冷暗所(日陰)で何もしないで放っておくこと。バックグラウンドで通信や処理が走らなければ、10分程度待てば十分に冷めるはずです。充電している場合は、充電を止めるとさらに冷めやすくなります。

 「どうしても早く冷やしたい!」という場合は、うちわや扇風機など極度に冷やされていない風を当てるか、熱の拡散性を高める「薄型ヒートシンク」を使うことをお勧めします。最近は、スマホを冷やすことに特化した「冷却ファン」もあります。

 スマホ/ケータイを冷やす際は、とにかく急に冷やさないように気を付けてください。

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