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「Pixel 9 Pro Fold」と「Galaxy Z Fold6」は何が違う? 外観を中心に比較する

ITmedia Mobile / 2024年8月14日 6時5分

「Pixel 9 Pro Fold」と「Galaxy Z Fold6」は何が違う? 外観を中心に比較する

左がPixel 9 Pro Fold、右がGalaxy Z Fold6

 Googleが8月14日(日本時間)、新型折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」を発表した。前モデルのPixel Foldから大胆なデザイン刷新を遂げ、サムスン電子の「Galaxy Z Fold6」と真っ向から勝負を挑む形となった。両モデルは何が違うのだろうか。外観面を中心にチェックしてみよう。

●「Pixel Fold」からどこが進化した?

 本題に入る前に、前世代モデルの「Pixel Fold」との違いについて軽く触れておこう。

 Pixel 9 Pro Foldは、Googleとしては2世代目のフォルダブルスマートフォンとなる。2023年発売の初代「Pixel Fold」は、開いたサイズが新書版の7.6型ディスプレイ搭載と小さめな横折りスマートフォンだった。

 Pixel 9 Pro Foldでは本体形状を刷新し、閉じた状態で「Pixel 9 Pro」と同じ6.3型ディスプレイを搭載することで、普通のスマートフォンと同じ感覚で利用できるようにした。縦に大きくなったことで、内側の折りたたみディスプレイはほぼ正方形になり、分割したアプリを2つ並べて表示したときに、実効的な表示領域が確保できるようになった。

 設計もブラッシュアップされている。Pixel Foldは完全に真っすぐに開くことができなかったが、Pixel 9 Pro Foldは“完全に”開ききるようになっている。ビルドクオリティーも大きく改善された。

●「Galaxy Z Fold6」とはどう違う?

 では、Pixel 9 Pro Foldと、最新のGalaxy Z Fold6の外観を中心に比較してみよう。

ディスプレイ回りと厚さ

 まず目を引くのは、Pixel 9 Pro Foldの厚さだ。閉じた状態で約10.5mm、開いた状態では約5.1mmを実現している。Galaxy Z Fold6も閉じた状態で約12.1mm、開いた状態で約5.6mmと決して厚いわけではないが、Pixel 9 Pro Foldの“薄さ”は際立っている。

 画面サイズとアスペクト比も、両機種で異なる。Pixel 9 Pro Foldは、閉じた状態でアウターディスプレイとしてアスペクト比20:9の6.3型有機ELディスプレイを装備。本体を開くと、ほぼ1:1のアスペクト比を持つ8型インナーディスプレイが現れる。

 それに対して、alaxy Z Fold6のアウターディスプレイは同じ6.3型有機ELだが、アスペクト比が約24.5:9と異なる。インナーディスプレイは7.6型有機ELで、アスペクト比は約5:4となっている。

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