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「docomoロゴ」「絵文字問題」「メッセージサービス」の今後は? ドコモ前田社長に聞いてみた

ITmedia Mobile / 2024年8月23日 16時2分

 「共通のもの(絵文字)がいいとは思っています。自分で入力したものと相手に表示されるものが違うのはどうなんだろう、と個人的に思うところはありますが、それがいいというお客さんがいることも事実です。私もいまだにiモード絵文字を使っている派なので」(前田氏)

 従来の絵文字を好んで使っている人が一定数いるため、なかなかてこ入れに踏み切れないようだが、「他で使われているものも含めてミックスにしていますが、そろそろいろいろ考えていいんじゃないですかね」と同氏。「選択できるという点では、(絵文字を定義する)Unicodeで送るんですか? という気もします。画像データで送り合えれば好きなものを送れるわけですから。その辺の仕組みも含めてなのかなと思います」

 感情を伝える手段は画像やスタンプを使う方法もあるが、文字と同列で入力できる絵文字は、やはり他には代えがたい存在だ。スタンプを送るほどではないけど、文末にちょっとした感情を加えたいという場面は多いだろう。「iモード時代の絵文字」と「Android標準の絵文字」を選択して使い分ける仕組みを作ってほしいところだ。

●Google メッセージと+メッセージは独立したサービス

 メッセージサービスについては、KDDIが5月に、Google メッセージを同社のスマートフォンに標準搭載することを発表した。Google メッセージはRCS準拠のメッセージサービスだが、同じRCSを使ったメッセージサービスとして「+メッセージ」もある。+メッセージはドコモも提供しているが、ドコモとして、メッセージサービスの在り方についてはどう見ているのだろうか。

 前田氏は、どちらのメッセージサービスも独立したもので、併存していくとの考えを示す。

 「+メッセージの対比とか、どちらがという話をされていますけど、独立事象ですよね。GoogleさんのサービスはもともとAndroidに入っていてもおかしくないですし、それを使いたいというお客さんは使えばいいと思っています。

 +メッセージはだいぶ長くやってきていますから、+メッセージがお好みですというお客さんは、そのままお使いいただければいいと思います。実際、+メッセージはSMSとしてお使いいただいているお客さんもいらっしゃいます。いいものはどんどん取り入れて、お客さんが使える状態になればいいと思います」(前田氏)

 Google メッセージはドコモのAndroidスマートフォンでも利用できる。また、Google メッセージを利用していても、+メッセージアプリからは、同じく+メッセージアプリのユーザーとやりとりはできる。RCSとしては2つのサービスは併用できるので、+メッセージがGoogle メッセージに置き換わってすぐに消滅するようなことはないだろう。

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