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バッテリーが膨張した14年前の「iPhone 4」、どうやって処分する? ドコモに相談してみた

ITmedia Mobile / 2024年9月1日 10時5分

●実際に持ち込んでみると、手続きはすぐに終了

 では、実際にドコモショップへ行く場合、注意点は他にもあるのか。携帯電話本体を購入したり、料金プランを変更したりする際に店頭でサポートを受けながら手続きをしたい場合、事前に「来店予約」を行うとスムーズだ。

 携帯電話の回収も、来店予約をしてから出向くとよい。ドコモ広報は「店舗の状況によってはお客さまを店頭でお待たせしてしまいご迷惑をおかけする可能性もあるため、来店予約をしていただいた上でご来店いただけたらと思います」としている。なお、ドコモの契約がなくても来店予約自体はできる。ショップへ出向ける日時が分かれば、事前に来店予約をしておくことをおすすめしたい。

 店舗へ着いた後の手順はこうだ。店頭に持ち込んだ後、店舗スタッフに手渡す。マイナンバーカードやネットワーク暗証番号(ドコモ契約時に決めた数字4桁)で本人確認を済ませたら、店舗スタッフが実機を確認する。筆者の引き出しから見つかったiPhone 4は、ドコモでは取り扱いのない機種だったため、予想通り「ドコモではない端末ですね。他のキャリアのスマホですか?」と店舗スタッフに聞かれた。もちろん答えは「はい」だ。

 店舗スタッフは来店者から受け取った端末を見て、どのメーカーのどの機種かが判別できない場合、SIMトレイなどに記載の製造番号を確認し、どのメーカーのどの機種なのかを特定する作業から行うそうだ。そのため、利用者自身で調べる必要はなさそうだ。

 機種の特定が終わったら、処分する機種本体にmicroSD、SIMカードが入っていないかどうかを確認。入っている場合はそれらを取り除いた後で処分できる。microSDは個人情報につながるデータが入っている可能性があり、SIMカードは持ち主ではない人でも電話番号を確認できてしまうため、ショップでの処分は受け付けていない。

 今回持ち込んだiPhone 4はSIMカードしか挿せず、もともとmicroSDには対応していないため、microSDの有無には該当しなかったが、フィーチャーフォンやAndroidスマートフォンなどの一部機種ではmicroSDを搭載できるため、この点にも注意が必要だ。

 店舗スタッフが回収する機種に処分対象かどうかを判断するシールを貼り終えると、同意書が手渡される。ここで注意事項の説明があり、同意書にサインをすれば、ショップでの手続きが完了する。

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