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中国EVメーカーが“謎のスマホ”を出している理由 レアな「NIO Phone EXPedition」の実機に遭遇できた

ITmedia Mobile / 2024年9月2日 16時55分

 OSは自社開発したAndroidベースの「SkyUI」を搭載しています。100%広告無しで高度なセキュリティなどが売りで、ユーザーインタフェースはNIOのEVで使われているインフォテイメントシステムのOS「SkyOS」と同じデザインを採用しています。

 AI機能も搭載しています。ユニークな機能として、カメラで自動車を撮影するとナンバープレートに自動的にぼかしを入れ、SNSにアップするときに個人情報を守るといった自動車メーカーならではの工夫も見られます。

 NIOのEVとの連携も可能ですが、EVで採用されているAIアシスタント「NOMI」がNIO Phoneにも搭載されています。NIOは先にEVのスマート化を進めており、その拡張として自社でスマホも開発し、NIO EVユーザーがシームレスに使えるスマホとしてNIO Phoneを販売しています。そのため、NIO Phoneは一般の家電量販店では販売されていないというわけです。

 NIOのEVのダッシュボードを見ると、小さな球形でディスプレイに顔の表情が表示されている物体が取り付けられていますが、これがAIアシスタントのNOMIを表現しています。

 話しかけると話者の方向を向いて、顔の表情も変えてくれます。そして下の大型ディスプレイに各種情報の表示も可能です。

 このようにNIOは自動車の車内では車内搭載のAIアシスタントを、自動車を降りてからはNIO Phoneで引き続きNIOのAIシステムを使えるようにしているわけです。なお、7月にはNIO Phoneの後継モデルも登場しており、引き続きスマホの開発にも力を入れています。

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