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「Pixel 9 Pro Fold」のおサイフケータイには要注意(特に取説を読まない人)

ITmedia Mobile / 2024年9月4日 7時35分

「Pixel 9 Pro Fold」のおサイフケータイには要注意(特に取説を読まない人)

Pixel 9 Pro Fold(Porcelain)を使ってみています

 本日(9月4日)、Googleの新型スマートフォン「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro Fold」が発売されます。折りたたみ(フォルダブル)タイプのPixel 9 Pro Foldは、Google Store(直販)で25万7000円からと、少し高めの価格設定です。

 私はグーグル(Googleの日本法人)から本機の256GB/Porcelainモデルをお借りして、ここ数日間使っています。先代の「Pixel Fold」と比べるとさまざまな面で洗練されていて、使いやすくなりました。とても気に入っています。

 ……が、どうしても気になる点があります。

●日本では“専用モデル”が販売される

 Googleのサポートページによると、販売国/地域は、先代の「Pixel Fold」の4カ国(日/米/英/独)から一気に31カ国に広がりました。ハードウェアはPixel Foldと同様に「日本向け」と「ROW(Rest of World)」の2種類に分かれていて、日本向けモデルのみ「おサイフケータイ(モバイルFeliCa)」に対応しています。それ以外のハードウェア仕様は、両者で変わりありません(※1)。

 5Gでは各キャリアのミリ波(mmWave:28GHz帯)の通信に対応していますし、NTTドコモでは「SA(スタンドアロン)」方式のネットワークにも対応しています。Pixel 9シリーズでは、日本においてミリ波の5Gを扱えるのは本機種だけなので、ミリ波を浴びたい場合は選択肢がおのずと限られます(もちろん、他メーカーまで範囲を広げれば選択肢は多くなります)。

(※1)国/地域によっては利用できない機能があったり、制限のある機能があったりする場合があります

●気になるポイントは「おサイフケータイとNFCのタッチ」

 Pixel 9 Pro Fold(日本向けモデル)のおサイフケータイは、今までのPixelシリーズの日本向けモデルと同じように使えます。

 「モバイルSuica」「モバイルPASMO」はもちろん(※2)、Google ウォレット(Google Pay)を通して「iD」や「QUICPay/QUICPay+」も使えます。一部のカード会社のiDについては、NTTドコモがGoogle Playで配信している「iDアプリ (MVNO/SIMロックフリー端末版)」を通して利用可能です。

 海外モデル同様、NFC Type-A/Bの非接触通信にも対応しているので、Google ウォレットなどを通してVisa/Mastercardのタッチ決済(EMVコンタクトレス決済)も使えます(対応しているカード会社のみ)。

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