HONOR、“世界最薄”（9.2mm）の折りたたみ端末「Magic V3」を1999ユーロからで発売へ

翻訳などのAI機能を搭載

　中国HONORは9月5日（中央ヨーロッパ時間）、ベルリンで開催の「IFA 2023」に合わせ、“世界最薄”を謳う折りたたみスマートフォン「HONOR Magic V3」を発表した。欧州での販売価格は1999ユーロから。欧州以外での発売予定については発表されていない。

　折りたたんだ状態の厚みは9.2mm、重量は226gと、競合する韓国Samsung Mobileの「Galaxy Z Fold6」（12.1mm／239g）や米Googleの「Pixel 9 Pro Fold」（10.5mm／257g）よりも薄く、軽い。

　薄くしつつ耐久性を高めるため、本体素材には特殊繊維を採用することで耐衝撃性を一般的なスマートフォンと比較して40倍高めつつ、バックカバーの厚さを30％以上減らしたとしている。

　ディスプレイやバッテリー容量などは先代のMagic V2とあまり変わらない。

　アウトカメラは5000万画素の広角、5000万画素の望遠、4000万画素の超広角のトリプル、インカメラは2000万画素の広角。プロセッサはQualcommのSnapdragon 8 Gen、メモリ／ストレージは12GB／256GBから。色は緑、赤っぽいブラウン、ブラックの3色。

　Google CloudのAIモデルとAPIがサポートするAIツールやHONORのAIツールを利用できる。