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「iPhone 16/16 Pro」は何が進化した? iPhone 15シリーズとスペックを比較する

ITmedia Mobile / 2024年9月10日 9時22分

ディスプレイが頑丈になり、バッテリー駆動時間が向上

 ディスプレイ面を覆うCeramic Shieldが第2世代に進化し、先代よりも50%頑丈になったという。また、Appleは他のスマートフォンよりも2倍頑丈だとアピールする。

 内部デザインを再設計してより大きなバッテリーを搭載し、放熱性能も向上させた。バッテリー容量は非公表だが、ビデオの再生時間とストリーミング時間はiPhone 15/15 Plusから向上している。ワイヤレス充電は、より高速の最大25Wでの充電が可能になった。

 ディスプレイの最小輝度が1ニトになり、こちらもバッテリーの駆動時間向上に貢献しそうだ。

2世代進化した「A18チップ」を搭載、Apple Intelligenceに対応

 プロセッサはiPhone 15/15 Plusの「A16 Bionicチップ」から2世代ジャンプアップした「A18チップ」に進化。Appleの生成AI「Apple Intelligence」に対応させるため。16コアNeural Engineは生成AI向けに最適化されており、A16 Bionicよりも最大2倍速くML(機械学習)モデルを実行するという。A16 Bionicと比べてCPUは30%高速に、GPUは最大40%高速になった他、電力効率も向上している。

 なお、Apple Intelligenceを日本語で利用できるのは2025年の予定のため、日本ではまだ生成AIの恩恵を受けることはできない。

空間写真と空間ビデオの撮影に対応

 4800万画素広角カメラと1200万画素超広角カメラの構成は変わらないが、広角カメラの撮影時に、光学2倍望遠撮影と4800万画素の撮影機能を組み合わせた画像合成技術(Deep Fusion)を活用することで、より高画質の撮影ができるという。Appleはこれを「48MP Fusionカメラ」と説明している。シャッターラグがなく、暗い場所でも優れた性能を発揮するとしている。

 超広角カメラは新たにマクロ撮影にも対応。「Apple Vision Pro」で立体的な写真や映像を視聴できる空間写真と空間ビデオの撮影にも新たに対応した。

 写真の色味を変えられる「フォトグラフスタイル」が最新世代に進化。色、ハイライト、シャドーをリアルタイムで調整できる他、より細かな調整ができるコントロールパッドと強度スライダーを用意した。

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