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iPhone 16に旧機種のeSIMを移行する方法 「クイック転送」ならサクッと移せて便利

ITmedia Mobile / 2024年9月20日 10時5分

iPhone 16に旧機種のeSIMを移行する方法 「クイック転送」ならサクッと移せて便利

物理SIMとeSIMに対応するiPhone 16シリーズ(左がiPhone 16 Plus/iPhone 16、右がiPhone 16 Pro Max/iPhone 16 Pro)

 「iPhone 16」シリーズが9月20日に発売される。日本国内で販売されるiPhone 16シリーズは物理SIMとeSIM(Embedded SIM)に対応する。

 このうち、eSIMはネットワーク経由で契約者情報(プロファイル)を書き換えたり、プランを変更したりできるのが特徴だ。Appleの「eSIM クイック転送」を利用することで、eSIMの再発行手続きやプロファイルの再インストールが省ける。古いiPhoneから新しいiPhoneへの移行が簡単に行えるわけだ。

 ITmedia Mobileでは過去にもeSIM クイック転送の手順を何度か記事にしているが、ここでは楽天モバイルを例にeSIM クイック転送の手順を説明する。

 現在、以下の国内通信事業者のサービスがeSIM クイック転送に対応している。

・NTTドコモ(docomo/ahamo)

・KDDI(au/UQ mobile/povo2.0)

・ソフトバンク(SoftBank/Y!mobile/LINEMO)

・楽天モバイル

●事前に確認しておくこと

 実際の手順について説明する前に、まずは古いiPhoneと新しいiPhoneがiPhone 11以降(iPhone SE 第2世代を除く)であることを確認しよう。

 合わせて、変更前と変更後のiPhoneのiOSが16以降であることも確認しておく必要がある。なお、キャリアによって動作するOSのバージョンが異なるため、ここに記載しておく。

・NTTドコモ:iOS 16.4以降

・KDDI:iOS 16以降

・ソフトバンク:iOS 17以降

・楽天モバイル:iOS 16.0以降

 eSIM クイック転送に関する受付時間も各社で異なる。

・NTTドコモ:終日(毎週火曜日22時30分から翌水曜日7時まではメンテナンスにより受付停止)

・KDDI:1時から2時まで、7時から23時50分まで

・ソフトバンク:2時から23時30分まで

・楽天モバイル:終日

●クイック転送はiCloudかBluetoothで行う

iCloud経由でクイック転送を行う手順

 クイック転送はiCloudかBluetoothを使って行える。まずはiCloudを使った方法から見ていこう。

 古いiPhoneから新しいiPhoneにiCloud経由でデータを転送している場合、それまで使っていた通信サービスの情報も転送されている。つまり、古いiPhoneと新しいiPhoneで同一のApple ID(2ファクタ認証を含む)へサインインを行っている必要がある。

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