「Apple Vision Pro」で写真を3D表示可能に 電車内での映画視聴も 「visionOS 2」提供開始で
ITmedia Mobile / 2024年9月22日 7時5分
Apple Vision Pro
Appleは9月16日、ゴーグル型デバイス「Apple Vision Pro」向けに「visionOS 2」の提供を開始した。写真を立体的に表示できる機能が追加された他、公共交通での移動中により没入感を高められる「トラベルモード」が鉄道でも利用可能になった。
Vision ProはAppleが2023年6月5日に発表した同社初のゴーグル型デバイス。前面のカメラで撮影した外界の映像を目視しながら、映画コンテンツやWebブラウザなどを楽しめる。指でアイコンやウィンドウに視線を合わせて、それを人差し指でつまむようにしてタップしたり、ウィンドウを動かしたりして操作する。
新しいvisionOS 2へのアップデートで、新機能の追加や使い勝手の向上などが見込める。写真アプリでは2D(平面)画像を自然な深度と立体感をもつ空間写真に変換できるようになった。SharePlay機能を利用すれば、お気に入りの写真やビデオを、まるで他人と同じ空間で共有するかのような体験ができる。
キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R7」と3D映像撮影用のRFレンズ「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」で撮影した、立体的な映像の空間ビデオをVision Proで楽しめるようになる。さらに、映像編集ソフト「Final Cut Pro」での編集も行え、動画プラットフォーム「Vimeo」を介して他のVision Proユーザーにも体験してもらえる。
新しいジェスチャーも加わった。自分の前に手を上げて指をタップしてホームビューをすばやく表示したり、手を裏返して時刻を表示したり、バッテリー残量を確認したり、ボリュームを調整でき、コントロールセンターへのアクセスも可能になった。
Vision Proでマウスも使えるようになった。さらに、これまで見えづらかったキーボード「Magic Keyboard」を認識してはっきりと表示するため、Vision Proをかぶったままでもタイピングできるようになったという。
揺れる乗り物に乗っているときでも安定して映像を楽しめるトラベルモードは、これまで飛行機内での利用が可能だったが、電車内でも利用できるようになった。Appleは歩行しながらの利用は避けて、座って使用するよう呼びかけている。
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