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ポイント、EC、クレカの併用率は楽天が圧倒的、コード決済はPayPayがトップ MM総研調べ

ITmedia Mobile / 2024年9月25日 15時46分

ポイント、EC、クレカの併用率は楽天が圧倒的、コード決済はPayPayがトップ MM総研調べ

サービスごとのキャリア別クロスユース率(2024年8月時点)(出典:MM総研※以下同)

 MM総研は、9月24日に「ポイント/決済サービスの携帯キャリア別利用状況調査」(2024年8月時点)の結果を発表した。本調査では携帯電話利用者が契約先の携帯キャリアが提供する各種サービスを「最も利用している」と回答した比率(クロスユース率)を指標とし、ポイントサービス、QRコード決済、クレジットカード、ECサイトの4領域を分析している。

 ポイントサービス、クレジットカード、ECサイトのクロスユース率は楽天モバイルが前回調査(2023年8月時点)に引き続きトップ。QRコード決済のクロスユース率では、ソフトバンクが55.5%(0.2ポイント増)でトップとなる。

 ポイントサービスのクロスユース率は、楽天モバイルユーザーの「楽天スーパーポイント」が74.7%で最も高く、次いで「dポイント」の36.6%。楽天の74.7%は2019年9月に調査を開始してから過去最高で、競争環境が厳しさを増すが2位のNTTドコモとの差を広げている。

 楽天は2023年12月にSPU(スーパーポイントアッププログラム)を改訂し、楽天モバイルの対象サービス契約者は常に通常から4倍のポイント還元率になったためクロスユース率の向上に寄与していると考察する。前回調査時と比較して最も高い伸びを示したのはソフトバンクユーザーの「PayPayポイント」で3.8ポイント増の35.5%となり、NTTドコモは前回調査時から3.8ポイント減となった。

 QRコード決済のクロスユース率では、ソフトバンクユーザーの「PayPay」が55.5%で最も高く、次いで楽天ユーザーの「楽天ペイ」が35.5%。携帯キャリアとポイントサービスのクロスユース率(上位5サービス)は全てのキャリアで自社のQRコード決済が1位を獲得し、各社のユーザー囲い込みが進んでいることが伺える。

 クレジットカードのクロスユース率では、楽天モバイルユーザーの「楽天カード」が65.0%で最も高く、次いでNTTドコモユーザーの「dカード」が22.9%。ECサイトのクロスユース率は楽天モバイルユーザーの「楽天市場」が59.7%で最も高く、次いでソフトバンクユーザーの「Yahoo!ショッピング」の24.7%、auユーザーの「au PAYマーケット」の6.6%、NTTドコモユーザーの「dショッピング」の1.7%となる。

 楽天モバイルは前回調査時点(2023年8月)のユーザー数(500万人)から1年で200万回線以上ユーザー数を伸ばし、1年以内の新規ユーザーの割合が高まる中でも高いクロスユース率を維持。QRコード決済は2019年時点でソフトバンクを除くクロスユース率は各キャリアで1割以下だったが、2024年には各社とも3割近くまで上昇した。

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