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スマホのお得な契約タイミングは「月初」か「月末」? 端末の在庫にも注意すべし

ITmedia Mobile / 2024年10月1日 12時1分

 もちろん、契約開始日が月末に近いほど請求額は少ないものの、その分スマホが使える日数も減ってしまいます。また、「月途中でもデータは全量付与」「余ったデータ容量は翌月に繰り越し」の2つを利用し、月末日に大きめのプランを契約してすぐプラン変更申請しデータは翌月に繰り越す、といった上級テクニックもありますが、手間の割にメリットは少ない気がします。新規契約時は、お得なキャンペーンが実施しているタイミングや、欲しい端末の在庫があるタイミングで迷わず契約しましょう。

●MNPなら月末がお得

 一方、MNP(番号そのままで他社から乗り換え)は月末がお得な場合が多いです。既に解説した通り、多くのスマホキャリアは月途中に契約しても料金は日割り計算されるため、いつ契約しても料金は変わりません。問題は解約になる乗り換え元キャリアの料金です。

 多くのスマホキャリアでは、月途中に解約しても料金は日割り計算されず、基本料金が1カ月分まるまる請求されます。いつ解約しても全額請求されるのであれば、月末ぎりぎりまで使った方がお得ですね。

 例えばソフトバンクのメリハリ無制限+からmineoのマイピタ(5GB)に乗り換える場合で計算してみましょう。月の3分の1が過ぎた9月11日に乗り換えた場合、ソフトバンクの料金は全額、mineoは日割り計算で料金の3分の2が請求されるため、9月の合計請求額は7425円+1012円で合計8437円です。

 一方、月末最終日の9月30日に乗り換えた場合、ソフトバンクの料金は全額、mineoは基本料金の30分の1が請求されるため、9月の合計請求額は7425円+50円で合計7475円です。ソフトバンクの請求額はいつ乗り換えても変わりませんが、mineoの契約日数が少ない分だけお得ですね。mineoは月途中の契約でもデータ容量は全量付与されるので、9月中に5GB使い切れなかった分は翌月に繰り越されます。

 特に大手3キャリアの使い放題プランから乗り換える場合、データ使用量を気にせずに最後まで使える分だけ月末の方がお得です。月のデータ容量が決まったプランから乗り換える場合も、容量が余っている場合は使い切ってから乗り換えるといいでしょう。

 唯一、mineoは月途中の解約でも料金が日割り計算されるため、mineoから乗り換える場合はいつでも構いません。

●月末ギリギリを狙うのは危険

 前章の通り、MNPで乗り換える場合は月末がお得な場合が多いです。ただし、あまりに月末ギリギリを狙うのはオススメしません。

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