「Pixel 8a（ほぼ新品）」を実質5.9万円で購入するも、直後に“予想外の悲劇”が起きたハナシ

Pixel 8aは7万2600円。シリーズの中では安い方だが……

　2024年は、例年よりも早い8月～9月にPixelシリーズの新機種「Pixel 9」シリーズが発売された。折りたたみの「Pixel 9 Pro Fold」を除いても、今回は「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」と選択肢が多い。

　筆者もそろそろPixelデビューしようと購入を検討していたが、価格はGoogle ストアの場合、最安のPixel 9でも128GBの12万8900円（税込み、以下同）からなので、決して安くはない。ソフトバンクでは「新トクするサポート（プレミアム）」に申し込めばPixel 9（128GB）を1年間36円で利用できるが、ソフトバンクのAndroidスマホはソフトバンクユーザーでないと購入できない。筆者はY!mobileを契約しているが、Y!mobileユーザーでもソフトバンクのAndroidスマホは購入できない。

　そこで検討したのが「Pixel 8」シリーズ。1世代前のモデルとはいえ、日常的に使う分には大差ないだろうし、GeminiをはじめとするAI機能はPixel 8シリーズでも利用できる。中でも廉価版の「Pixel 8a」なら、より安く購入できるはず。Pixel 8aはGoogle ストアだと7万2600円だが、もう一声欲しい。6万円台前半か、5万円台にまで値下がってくれたら即決できるのだが。

　ドコモ、au、ソフトバンクが扱っているPixel 8aは一括で7万円台～8万円台。ソフトバンクは「新トクするサポート（スタンダード）」に申し込めば、Pixel 8もPixel 8aも2年間24円で利用できるが、前述の通り筆者は購入できない。

　ちなみにY!mobileでは7月から「Pixel 8」と「Pixel 8a」を販売しており、なぜかPixel 8の方がPixel 8a（7万7760円）よりも安い5万9472円で販売されていた（ちなみにソフトバンクも同額）。この時点でPixel 8を購入していればよかったのだが、購入を検討していた9月上旬当時、Y!mobileのPixel 8は在庫なしの状態だった。Pixel 8aも機種変更では割引込みで7万560円だったので、お得感は薄い。

　そこで検討したのがECサイト。Yahoo!ショッピングや楽天市場などでは、中古業者や販売店が、ほぼ未使用の中古スマートフォンを販売していることがある。新品をメーカーサイトやキャリアで購入するよりも安価なのに加え、ポイント還元が大きいのもメリットだ。Pixel 8aをいくつかのサイトで調べてみたところ、Yahoo!ショッピングでPixel 8aのauモデル、中古Aランクが6万4980円で販売されていたので、こちらを購入することにした。ここから、クーポンやPayPayクレジット払い＋LYPプレミアム会員の7％還元アップなどによって、5万9594円にまで割り引かれた。これなら一括価格としては安いだろうということで購入を決めた。