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3年ぶり「iPad mini(A17 Pro)」は何が進化した? 「iPad mini(第6世代)」からの変更点まとめ

ITmedia Mobile / 2024年10月17日 10時6分

 ストレージはiPad mini(第6世代)の64GBがなくなり、128GBスタートとなった。256GBは両モデルとも選べるが、iPad mini(A17 Pro)では新たに512GBが選べるようになった。

●USBの転送速度やWi-Fiの通信速度が向上 SIMはeSIMオンリーに

 USB Type-CはUSB 3をサポートし、転送速度はiPad mini(第6世代)の最大5Gbpsから2倍高速の最大10Gbpsにアップ。モバイル通信は5Gに対応。Wi-Fiは、先代よりも2倍高速となるWi-Fi 6Eをサポートする。Bluetoothのバージョンは先代の5.0から5.3となった。

 通信関連の変化として、これまでminiで採用していたnanoSIMがなくなり、eSIMのみとなった。iPhoneやiPad同士なら「クイック転送」を利用すれば、eSIMのデータは簡単に移せるが、AndroidとiPadではクイック転送は利用できず、別途キャリアショップやWebサイトからeSIMの申し込みをする必要があるので注意したい。

●Apple Pencil Proが利用可能に

 もう1つの変化が、Apple Pencilがより高性能な「Apple Pencil Pro」を利用できるようになったこと。スクイーズでパレットを表示する、触覚フィードバックやホバーに対応するといった特徴を持つ。なお、先代では利用できた第2世代のApple PencilはiPad mini(A17 Pro)では利用できないので、Apple Pencil Proをそろえるには、追加で2万1800円のコストがかかることは覚えておきたい。

●価格は良心的な設定

 最後に価格について見ていこう。iPad mini(第6世代)は円安の影響もあって何度か値上げを繰り返し、最終的な価格は64GBが8万4800円から、256GBが11万800円からだった。これに対し、iPad mini(A17 Pro)は128GBが7万8800円からで、値上げ後のiPad mini(第6世代)よりも安くなっている。Wi-Fiモデルなら7万円台でiPhone 15 Proと同じ性能のiPadが手に入ると考えるとお得感は高い。256GBモデルは1万6000円の値下げとなった。

 3年ぶりの新機種ということで、さらなる狭額縁化や薄型化、Face ID対応などもう少し大きなアップデートが欲しかったところ。順当に進化はしているが、iPad mini(第6世代)がまだ問題なく使えているのなら、乗り換えるかどうかは悩ましい。一方、A17 ProのパフォーマンスやApple Pencil Proに魅力を覚えた、将来的にApple Intelligenceを使いたいという人は、乗り換える価値はあるだろう。

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