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「モバイルICOCA」で中学生・高校生用通学定期券を購入可能に 2025年春から

ITmedia Mobile / 2024年10月28日 17時17分

「モバイルICOCA」で中学生・高校生用通学定期券を購入可能に 2025年春から

モバイルICOCAでも中学生・高校生の通学定期券が買えるようになる

 西日本旅客鉄道(JR西日本)は10月28日、おサイフケータイ対応Androidスマートフォン向けIC乗車券「モバイルICOCA for Android」およびiPhone/Apple Watch向け「Apple PayのICOCA」(以下まとめて「モバイルICOCA」)において、2025年春をめどに中学生と高校生の通学定期券を購入できるようにすることを発表した。具体的な対応開始日は、改めて発表される。

 現在、モバイルICOCAではJR西日本の駅を発駅とする通勤定期券と大学生/専門学校生の通学定期券を購入できる。中学生や高校生の通学定期券も購入できるようにすることで、サービス利用者の拡大を狙う。

 なお、中学生/高校生の通学定期券については、代金を保護者などのクレジットカードによる代理決済で支払うことになる。今後、大学生の通学定期券も代理決済での購入に対応する予定だ。

 プリペイド(SF)残高へのチャージについては代理決済に対応しないため、クレジットカードを持っていない場合は駅の券売機などで現金チャージを行う必要がある。

●通学定期券における「通学証明書類」確認タイミングも変更

 今回の発表に併せて、同社は同日、通学定期券の購入時に必要な「通学証明書類」(※1)について確認を行うタイミングを変更することを発表した。

 12月1日の新規購入分から、JR西日本が発売する通学定期券(※2)については通学証明書類を係員に提示し、卒業予定時期を登録すれば卒業まで再提示せずに継続購入できるようになる。卒業予定時期の登録は、以下のいずれかの方法で行える。

・「マイ・テイキ」(定期券運賃の検索/購入予約サイト)での書類アップロード

・みどりの窓口での提示

・みどりの券売機プラス(オペレーター通話対応指定席券売機)での提示

・モバイルICOCAでの定期券購入時の書類アップロード(※3)

 なお、以下のいずれかに当てはまる場合は、改めて通学証明書類を提示する必要がある。

・自宅の住所変更などに伴い、通学定期券の区間を変更する場合

・卒業予定時期の登録がない通学定期券を年度をまたいで継続する場合

・年度をまたいで継続購入する際に登録すれば、以降は卒業まで再提示不要

(※1)通学証明書、学生証兼通学証明書、学生証+通学証明書(※2)新幹線通学定期券(FREXパル)と特急用定期券「パスカル 通学(大学生)用」を含む。なお、大学生用のモバイルICOCA通学定期券では既に本取り扱いを実施している(※3)2025年春からは中学生・高校生用も対象となる

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