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ドコモはirumoの影響で減益が続くもARPUは上昇傾向 ネットワーク改善は“重層的に”取り組む

ITmedia Mobile / 2024年11月8日 12時18分

 明るい話題としては、顧客基盤強化に向けたチャネル強化策が奏功し、MNPが大きく改善。特に10月はMNPがプラスとなって、特に若年層のMNPが大幅に増加した。これは量販店での販売を強化し、出張イベントの強化などが奏功した。特に若者は量販店で端末を購入するとのことで、施策の強化がMNP拡大につながったという。

 さらに大容量プランのeximoへの移行が増加したことで、ARPUが下げ止まり始めた。2024年第1四半期と第2四半期はARPUが3910円で変わらなかった。2023年7月のirumo導入以来の減少傾向が止まったことから、このまま上昇することを期待する。

 旧料金プランからの移行でeximoへの移行率60%達成を年度末に目指していたが、これを第2四半期の時点で前倒しして達成。旧料金プランからeximo、irumo、ahamoへの移行時の平均単価は全プランで上昇。データ利用量が増加したことで、段階制プランのirumoやeximoのARPUも上昇傾向にあるという。

 こうした点を下期はさらに強化し、MNPのプラスをさらに拡大するとともにARPU向上に取り組んでいく。

●dカードにはプラチナカードが登場 数百万規模の会員を目指す

 特に好調な金融・決済領域では、取扱高が13%増の78兆1400億円まで拡大。dカードも1809万会員まで到達したが、そのうち1099万がdカード GOLD会員で利益を拡大。真栄田社長は「事業性を加速させるため」として、新たにプラチナカードとして「dカード PLATINUM」を投入する。

 年会費は2万9700円(税込み)で、ドコモの通信料金に対して最大20%のポイント還元や最大4万円のクーポン、マネックス証券のdカード積立での最大3.1%ポイント、プライオリティパス年間10回利用などの特典を用意する。

 プラチナカードのニーズは以前からあったと前田氏。dカード GOLDの利用額が大きいユーザーも多かったが、これまでdカードの新システム移行に取り組んでおり、それが完了して新カード発行が可能になったこのタイミングでの投入になったと前田氏は説明する。

 「年間の利用額が200万円を超えるようだとdカード PLATINUMがお得になる」というのがドコモの試算だが、100万円以上でもさまざまな特典の組み合わせでdカード PLATINUMのターゲットに入ると前田氏。目標会員数については、「だいたいこの手のサービスでは2桁万(数十万)ぐらいだと思うが、われわれは3桁万(数百万)のレベルにしていきたい」と意気込んでいる。

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