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イヤーカフ型イヤフォンがもう手放せない 高価だがオンライン会議が多い在宅勤務で大活躍 そのワケは

ITmedia Mobile / 2024年11月8日 20時5分

イヤーカフ型イヤフォンがもう手放せない 高価だがオンライン会議が多い在宅勤務で大活躍 そのワケは

「HUAWEI FreeClip」のベージュ

 筆者が近年で本当に買ってよかったと思うガジェットを挙げるとすれば、“耳をふさがないイヤフォン”は外せません。いろいろ試した上で、2024年時点でベストバイと感じているのが「HUAWEI FreeClip」という完全ワイヤレスイヤフォンです。

 最大の特徴はイヤーカフ型であることで、抜群に良好な装着感と音楽視聴にも耐えうる音質、高機能さを兼ね備えており、さらに接続安定性もピカイチ。競合他社も頑張って追い付いてほしいと思うぐらいの完成度です。唯一のネックは価格(2万7800円)でしょうか。

●耳をふさがないイヤフォンはいろいろ試してきたが……

 イヤフォンといえば、これまで音質やノイズキャンセル性能を追い求めていた製品が多数でした。しかし、最近は音を再生しつつも周囲の環境音も聞こえるという“ながら聴き”スタイルの製品が人気で、各社から製品が多数登場しています。いずれも音に没入するのではなく、周囲の音と同時に聞けるのがメリットです。

 こうしたコンセプトのイヤフォンは、2017年にソニーも参加しているスタートアップのambieがイヤーカフ型の有線イヤフォンを製品として世に出してから認知され始めたように思いますが、当時は耳の奥に差し込まない設計ゆえに音質に迫力がなかったり、装着が難しかったりで、「快適さを求めるなら、何かを諦める必要がある」という印象をユーザーに与えるものでした。

 その後、AppleのAirPods Proが搭載していた「外部音取り込みモード」によってイヤフォンを装着したまま周囲の音が聞こえるという価値が再認識されたり、オンライン会議の急増によって「長時間装着しても負担が少なく、自分の声が自然に聞こえるので話しやすい」といったイヤフォンのニーズが拡大し、“元祖・耳をふさがない”かもしれないShokzの骨伝導イヤフォンが注目されたりなど、この数年でイヤフォンのトレンドは大きく変化したといっても過言ではないでしょう。

 そして、そうした流れを経て今熱いのが、耳をふさがないオープンイヤー型のイヤフォンというわけです。筆者も耳をふさがないイヤフォンの快適さに感銘を受け、「ほぼ1日使えるバッテリー」「耳が痛くならない装着感」「そこそこ満足できる音質」という観点でベストな製品を模索し続けてきました。

●この製品カテゴリーはイヤーカフ型が正解ではないだろうか

 各社、本当に頑張って耳の穴に突っ込まなくても良い音で聞けるものを作ろうとしているのが、さまざまな製品から伝わってきて“マジリスペクト”ではあるのですが、HUAWEI FreeClipが採用したイヤーカフ型の装着感が頭一つ抜けています。

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