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SMS、MMS、RCS、iMessageの違いは? 今さら聞けないスマホの「メッセージ」サービス

ITmedia Mobile / 2024年12月5日 16時58分

 日本では各キャリアのRCSへの反応は意外と早く、2018年にドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が共同でRCSサービスである「+メッセージ」サービスを開始しました。ただ、RCSでやりとりするには、双方ともに+メッセージを利用している必要があります。

 +メッセージ以外では、前述の通り、日本ではまだ使えませんが、iPhoneのメッセージアプリがiOS 18ではRCSに対応済みです。iPhoneのメッセージアプリでRCSが利用可能になると、AndroidのメッセージアプリとRCSでやりとりが可能になります。

 Android標準のメッセージアプリもRCSに対応しており、既に日本でも利用できます。ただし利用するには、自分と相手がともにGoogle メッセージのRCSを有効にしている必要があります。メッセージアプリの「メッセージの設定」→「RCSチャット」→「RCSチャットをオンにする」から設定できます。

●iMessage:Apple独自のメッセージングサービス

 Apple独自のメッセージングサービスで、iPhoneやiPad、MacなどAppleデバイス間でのみ利用できます。RCSと同様に高画質な画像や動画、ファイル共有、既読通知などが可能です。また、iMessageでの通信はエンドツーエンドで暗号化されるので、セキュリティに優れているのも特徴の1つです。

 Appleのメッセージアプリ上では、iMessageでのやりとりは青い吹き出しで表示され、それ以外のSMSやMMSなどのメッセージは緑の吹き出しで表示されます。青い吹き出しなら暗号化されていて、緑なら暗号化が行われておらず、その相手とは大きなファイルも送信できないなどの制限があることが一目で分かるわけです。

 RCSがサポートされると、さまざまな機能制限は解消されますが、当面は暗号化の問題が残っているためにiMessageは青色、RCSを含むそれ以外は緑色という区別は残るようです。

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