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サブスクで配信されていない名曲、スマホで聴くにはどうすべき?

ITmedia Mobile / 2024年12月16日 12時43分

サブスクで配信されていない名曲、スマホで聴くにはどうすべき?

「Apple Music」「Amazon Music」「Spotify」をはじめとする音楽配信のサブスクサービス。これらで配信されていないアーティストの楽曲が存在する

 年末は「第75回紅白歌合戦」をはじめとする歌番組が増え、好きなアーティストの楽曲を聴いたり、他の歌番組を視聴したりする人が多いはず。実際、12月4日に「2024 FNS歌謡祭」放送されると、Xで出演アーティスト名がトレンド入りしたことから、アーティストや楽曲への注目度の高さがうかがえる。

 だが、いざ聴きたい楽曲を調べた結果、「サブスクが解禁されておらず、聴けなかった……」という経験を持つ人も多いのではないだろうか。

●サブスク非解禁アーティストは意外といる それも大物

 サブスクは定額制(サブスクリプション)サービスを指す。音楽配信サービスなら「Apple Music」「Amazon Music」「Spotify」が代表的だ。月額料金はサービスごとに異なり、例えば、Apple Musicなら3カ月間無料トライアル後に月額1080円となる。

 そんなサブスクサービスではさまざまなアーティストが楽曲を配信している。最近では、米津玄師やYOASOBIなど、ネット発信で人気に火がついたアーティストは最近よく耳にするが、2018年に芸能活動を引退した安室奈美恵さんはサブスクでいったんは楽曲を配信するも、他のアーティストとのコラボレーション楽曲など、一部を除いて2023年11月16日までに配信を取りやめた。

 そもそもサブスクサービスで楽曲を配信していないアーティストもいる。いわゆるサブスク非解禁アーティストだ。2024年12月1日時点では、例えば、つんく♂さんがプロデュースするモーニング娘。24、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)の一部グループ、パンクロックバンドのTHE BLUE HEARTSが挙げられる。

●PC→iPodへの楽曲転送、スマホに応用できない理由

 このようなサブスク非解禁アーティストの楽曲を、好きなときに聴く方法はあるのか? Appleの携帯音楽プレイヤー「iPod」全盛期だった2000~2010年代ならば、PCから曲を取り込む行為がその答えだったが、2022年5月10日(米国時間)、Appleが「iPod touch」の販売を、在庫がなくなり次第終了すると発表したことで、初代iPodの登場から約20年で歴史に幕を下ろした。

 2024年現在はiPhone、iPad、Mac、Apple WatchからApple Musicをはじめとするサブスクサービスへアクセスし、自分の音楽ライブラリをどこへでも持ち出すという体験が可能になった。そうした市況の変化もあり、音楽を愛する世界中のユーザーを魅了し続けてきたiPodの「新しい姿=新機種」はない。

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