1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

ドコモから18年ぶりのモトローラ端末「motorola razr 50d」12月19日発売 独自の天然繊維素材を採用

ITmedia Mobile / 2024年12月13日 10時35分

ドコモから18年ぶりのモトローラ端末「motorola razr 50d」12月19日発売 独自の天然繊維素材を採用

motorola razr 50d

 NTTドコモは、折りたたみスマートフォン「motorola razr 50d M-51E」を12月19日に発売する。NTTドコモでのモトローラ製端末の取り扱いは2006年12月発売のフィーチャーフォン「M702iS」以来、実に18年ぶりとなる。

 新機種はグローバルモデル「motorola razr 50」をベースモデルとして、ボディー素材に自然由来の素材を採用するサステナビリティ(持続可能性)に配慮した製品だ。d払いなどドコモのサービス連携を強化している。

 12月13日には、メーカーのモトローラ・モビリティ・ジャパンが都内で発表会を実施している。発表会の様子は別記事でレポートする。

●天然素材を採用、1台ごとに異なる見た目

 最大の特徴は、新素材の採用による環境に配慮した設計だ。本体には綿や木材パルプから作られる天然繊維素材「アセテート」を新たに採用し、大理石のような表面処理を施した。製造工程の特性により、マーブル模様で1台1台が異なる表情を見せる個性的な仕上がりとなっている。

 個装箱も環境配慮型で、竹とサトウキビを原料とした生分解性素材を使用。土に還元されるため、プランター栽培の肥料として活用できるという。厚さ17.2mmで、スマホのパッケージとしては世界最薄を実現した。

 これらの取り組みにより、razr 50比でCO2排出量を約4%削減している。同社によれば、このアセテート素材と環境配慮型の個装箱は、レノボ・グループのスマホの中でドコモ向けモデルが世界初の採用となるが、今後、他地域のモデルにも展開予定としている。親会社のLenovoを含めたグループ全体で環境配慮型の取り組みを強化していく方針という。

●アウトディスプレイでd払いやGeminiが利用可能

 折りたたみスマホの外側の3.6型ディスプレイは、実用性を重視して設計された。ほとんどのAndroidアプリがそのまま動作する設計となっている。ドコモのサービスとも密接に連携し、d払い、dメニュー、スケジュール&メモ、レコーダーアプリなどが最適化された。

 特にd払いは、電源キーを2回押すだけで起動できるよう設定されている。折りたたんだまま外側画面でバーコード決済を完結できる仕組みだ。これはドコモ版ならではの機能となる。

 また、GoogleのAIアシスタント「Gemini」も外側画面から操作できる。カメラは本体を2回ひねるジェスチャーで起動できる。高画質な背面カメラでの自撮りもでき、外側画面をファインダーとして活用できる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください