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特価iPhoneは12月25日までが狙い目? ガイドライン改正後の実質負担額を試算してみた

ITmedia Mobile / 2024年12月24日 6時5分

特価iPhoneは12月25日までが狙い目? ガイドライン改正後の実質負担額を試算してみた

店頭に掲示されたiPhone 15の特価販売に関するポスター

 冬春シーズンは最新のiPhone 16シリーズだけでなく、旧モデルのiPhoneを特価で購入しやすい時期だ。実際、店頭でもiPhone 15やiPhone 14の特価販売の掲示が並ぶ他、最新のiPhone 16も特価で販売していることがある。

 その一方で、12月26日以降は総務省による電気通信事業法のガイドライン改正に伴う販売施策により、特価販売の実質価格が大きく値上がりする可能性が出てきた。これからiPhoneの買い替えを検討している人は、12月25日までに購入すべきか。この点も含めて、12月からiPhoneをお得に購入する方法を紹介する。

●MNP契約の特価iPhone 15なら、2年間47円で利用できる

 まずは、12月26日より前の特価販売の内容から紹介していこう。現在、量販店などで特価販売を見ることが多いのはiPhone 15の128GBモデルだ。価格は“実質価格47円”や“実質価格33円”など、数十円で利用できると掲示している。この他、最新のiPhone 16も実質2万円前後で販売されていることがある。

 これらの特価iPhoneのうち、どの機種が魅力的なのかを簡単に比較する。価格重視で最新機能にこだわらないなら、iPhone 15をおすすめしたい。望遠2倍も撮れる4800万画素カメラと、USB Type-C端子での充電に対応しており、使い勝手がいい。iPhone 14の特価販売も見かけることはあるが、価格差が少ないならiPhone 15を選びたい。

 予算に余裕がある場合や、新機能が気になるならiPhone 16だろう。最新のA18チップを搭載し、今後提供予定のAI機能Apple Intelligenceにも対応する。

 特価iPhoneの購入条件は、MNPでの乗り換え契約かつ、各社の“端末購入サポート”とも呼ばれる分割払いと24カ月後あたりにiPhoneを返却する(キャリアにより異なる)購入方法の利用だ。

 この実質数十円の特価iPhoneを販売しているのは、ドコモ(irumo含む)やau/UQ mobile、ソフトバンク/Y!mobileが多い。サブブランドのお得なプランへの乗り換えと同時にこの特価iPhoneを購入すれば、2年ほどiPhoneの購入価格と料金プランの両方を節約できる。

 条件付きとはいえ、なぜ特価iPhoneは、実質数十円と安いのだろうか。理由は大きく2つある。

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