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2024年を代表するスマートフォンは? 「スマホ・オブ・ザ・イヤー2024」結果発表

ITmedia Mobile / 2024年12月31日 6時5分

・Libero Flip/nubia Flip 5G:0点

・らくらくスマートフォン Lite MR01:0点

 今年はオンデバイスAI一色の年になると思いきや、「まだまだカメラにやり残したことがあるぞ」ということを形や機能、画質として見せてくれたのがXiaomi 14 Ultraでした。あの形状のスマホが日本で発売されたインパクトは大きかったですし、Xiaomiとして初のナンバリングフラグシップで、かつ日本での初のライカブランドカメラでもあったので、ここに10点を入れるしかないと思いました。

 一方で、そのXiaomi 14 Ultraに真っ向から対決したシャープの「AQUOS R9 pro」も、ノミネート時には挙げていませんでしたが、敬意を表して9点です。カメラ機能で比較するとXiaomi 14 Ultraの方が上だと感じましたが、おサイフケータイに対応したり、ドコモから発売されてバンド対応もきちんとしていたりと、トータルバランスでは十分対抗はできていたと思います。

 後は、スマートフォンらしい機種とのバランスを加味してXiaomi 14T Proに5点。Galaxy AIの評価が高かったことを加味して「Galaxy S24 Ultra」に1点を入れました。

 ミッドレンジはノミネートの時点からNothing Phone (2a)かAQUOS sense9のどちらかにしようと思っていました。悩んだ結果、AQUOS sense9は10点を付けてもいい完成度なのですが、この賞の常連すぎるので、もう殿堂入りでいいんじゃないかと(笑)。新しい風を吹きこみつつ、デザイン性や実用性も兼ね備えて、あの規模のスタートアップでまさかのおサイフケータイに対応して、新しいコミュニティも形成しつつあるNothing Phone (2a)の方に小差で10点を入れました。

 残った6点は、最安のライカカメラ搭載機というインパクトを評価してXiaomi 14Tに入れました。AIスマホはようやく出そろいつつある段階ですが、実用性という観点では進化の途上。来年はもっとその軸で評価したいですね。今年は当初思っていた以上に、スマホのカメラにインパクトがあってよかったと感じています。

●佐野氏:スマートフォンとしてのバランスに優れたXiaomi 14T Proに10点

ハイエンド部門

・Xiaomi 14T Pro:10点

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