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まるで“中国版iPhone”の「vivo X200 Pro mini」を試す iPhoneを超えたコスパに衝撃

ITmedia Mobile / 2025年1月2日 10時45分

まるで“中国版iPhone”の「vivo X200 Pro mini」を試す iPhoneを超えたコスパに衝撃

ディスプレイは有機ELを採用している。色表現を統一し、バラツキをなくした

 「iPhone 16 Pro」「Google Pixel 9 Pro」は、日本で「コンパクトなカメラスマートフォン」として注目される。横幅が70mm台前半と片手で握りやすく、5倍以上の望遠カメラを搭載して遠くの被写体も美しく撮影できる点が評価されている。このコンセプトに似たスマートフォン「vivo X200 Pro mini」が中国で登場した。

 その実機を入手したのでレビューする。なお、vivo X200 Pro miniは技適を取得していないため、電波法第103条の6の解釈のもと「海外で開通した携帯電話」を日本に持ち込んで確認を行った。

●vivoのコンパクトなカメラスマホ まずはスペックをチェック

 vivo X200 Pro miniは同社のX200シリーズ初のコンパクトモデルで、カメラ性能を重視した設計だ。まずは、主なスペックを見ていこう。

・プロセッサ:MediaTek Dimensity 9400

・メモリ:12GB/16GB

・ストレージ:256GB/512GB/1TB

・ディスプレイ:6.31型 フルHD+

・アウトカメラ

・標準:5000万画素 F1.6(ソニー製 LYTIA LYT-818センサー)

・超広角:5000万画素 F2.2

・望遠:5000万画素 F2.57

インカメラ:3200万画素

バッテリー:5700mAh(90W充電 30W無接点充電対応)

 vivo X200 Pro miniの製品名には「mini」と付いているものの、高さ150.8mm、幅71.8mmであり、そのサイズ感は日本国内でも販売されているハイエンドかつスタンダードモデルであるiPhone 16やGalaxy S24に近い。ただし、6.6型クラスのディスプレイサイズが主流となっている中国市場では、小型モデルに分類される。

 有機ELを採用したディスプレイは、ピーク時の輝度が4500ニトと高く、屋外でも視認しやすい。1920HzのPWM調光にも対応し、ちらつきを抑えて目の負担を軽減する。幅広い色表現に加え、撮影プレビューから表示、編集までにおいて統一した色表現が可能な「ZEISSマスターカラースクリーン」も特徴だ。

 プロセッサには、MediaTek Dimensity 9400を採用。MediaTekのAndroid端末向けプロセッサとしては最上位で、高い基本性能はもちろん、ISPやAIの性能向上がカメラ性能の底上げにつながる。高度なAIアクセラレータ「MediaTek AI」の搭載により、“消しゴムマジックのvivo版”といえる「AI Eraser」で生成AIを利用できる。人物を高精度に検出でき、高速に処理できる。

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