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炎上した「カブアンド」って何? “まだよく知らない人”に向け、前澤友作氏がXで解説

ITmedia Mobile / 2025年1月3日 16時20分

炎上した「カブアンド」って何? “まだよく知らない人”に向け、前澤友作氏がXで解説

 「カブアンドって何?(2分で読めます)」──サービスを使った分だけ株がもらえる「カブアンド」について、実業家の前澤友作氏が自身のXアカウントで解説した。

 カブアンドは同社が11月20日に開始したサービス。でんき・ガス・モバイル・インターネット(ひかり)・ウォーター・ふるさと納税の利用料金に応じて同社の未公開株と交換できる電子チケット「株引換券」を付与するのが大きな特徴で、サービス開始から20日間で100万会員を突破した。

 カブアンドのサービスのうち、モバイル通信に特化した新MVNOサービス「KABU&モバイル」では、申し込みが殺到した影響で、SIMカードの配送遅延や回線の切り替え時に不具合が起き、ユーザーからは批判の声が相次ぎ、Xで炎上した。

 これを受け、同社は9日、「ご不便をお掛けしましたお客さまには、その後のサポートや補償など個別に順次対応させていただいております」とし、「大変申し訳ございませんでした」とニュースリリースで謝罪した。12月31日には、カブアンドの新規受付を一時停止した。

 前澤氏が年明け早々にポスト(投稿)したのは、カブアンドの基本コンセプトやポイントとの違い、メリットやデメリットなどで、前澤氏は「サービスについてまだよく知らない方向けにあらためて簡単に説明する」とした上で、すでに利用している人(将来の株主のみなさん)に向けてリポストを呼びかけている。

 また、前澤氏は「2027年12月末までに上場を目指している」としつつ、「経営状況や市場環境によっては実現しない可能性もある」と慎重な姿勢も示す。2024年12月20日には、「3年以内(2027年12月31日まで)に上場できなければ、株を買い取る」と宣言。「第1期募集分のカブアンド種類株式」を対象とし、「第2期以降の募集分」については「現時点で未定」としていた。

 カブアンドを見ると、前澤氏の発想力を評価できる一方、Xでは慎重に検討する意見も散見される。特に、カブアンドの株式が本当に上場(市場で売買ができて、初めて現金価値が得られる)するのかが懐疑的だ。加えて、前澤氏の言動に対する批判的な世論があるのも、カブアンドに対する不安要素の一因と考えられる。

 前澤氏によるカブアンドの解説全文は以下の通り。

 カブアンドのことをまだよく知らない方向けにあらためて簡単に説明します。

 すでに利用いただいている将来の株主のみなさんは、このポストが多くの方の目に触れるようリポストの協力をお願いします。

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