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Threadsで広告表示のテスト開始 日本と米国で

ITmedia Mobile / 2025年1月26日 19時15分

Threadsで広告表示のテスト開始 日本と米国で

広告トピック(Instagramのアカウント設定画面より)

 米Metaは1月24日(現地時間)、テキストベースのSNS「Threads(スレッズ)」で、日本と米国で広告表示のテストを開始したと発表した。初期テスト中、一部のユーザーのホームフィード(Xのタイムラインに当たる投稿の表示画面)の投稿の間に画像広告が表示される。

 InstagramとThreadsの責任者、アダム・モッセリ氏はThreadsへの投稿で、「広告を投稿と似たものにし、関連性があり興味深いと感じられるようにした」と語った。

 サンプル画像を見ると、投稿者名の隣に「Sponsored」と表示されている以外は他の一般的な投稿とほとんど区別が付かない。

 モッセリ氏は「広告をオーガニックコンテンツ(一般の投稿)と同じくらい興味深いものにすることを目標とする」としている。

 ユーザーに最適化した広告を表示するために、Threadsと「Instagram」でのユーザーのアクティビティ情報を利用する。例えば、それぞれのSNSでフォローしているユーザーや「いいね!」した投稿に基づいて、関連性の高い広告が表示される。さらに、Meta以外のネットでのアクティビティや、メールアドレスなどのパートナー企業から提供されるユーザー情報も利用する。

 Metaの画像SNS「Instagram」と同様に、広告を表示しないことはできないが、表示する広告のトピック(ジャンル)を調整することはできる(トピックの選択はInstagramと共通)。また、好ましくない広告が表示された場合は、投稿の右上にある縦三点リーダー[…]をタップし、「広告を非表示にする」を選択すれば、その広告は表示されなくなる(ただし、別の広告が表示される可能性がある)。

 Metaは2023年にThreadsを立ち上げて以来、これまで収益化していなかった。昨年12月にMetaのマーク・ザッカーバーグCEOは、ThreadsのMAU(月間アクティブユーザー数)が3億人を超えたと発表している。

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